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#14 初めて成績が出たよ。

平日のお昼休み直後、大学から届いたメール。
タイトルは「スクーリング受講結果のお知らせ」。
初スクーリング「文芸入門」の成績が出た連絡でした。
さすがに、仕事中、サイトにログインして成績を確認するわけにもいかず、ずっとソワソワ。
 
午後6時。終業の時刻。
仕事はまだ残っていたけれど、しびれを切らせてしまい、airU(学習用Webサイト)へログイン。
成績は、、、

 
82

 
「お、そこそこ、いい成績やん。」
職場なので嬉しい感情は心の内にしまっておきつつも、キーボードを打つ手は軽やかに。心なしか仕事がはかどり、普段より早く退社。

 
しかしながら、帰路の電車の中でTwitterをみて、気持ちは一転。
どうやら、大半の方が80点以上らしい・・・
どうやら、知っている方は80点後半や90点台だったらしい・・・
 
「なーんだ、平凡な成績だったのね・・・」
一度は膨らんだ気持ちは、急激にしぼんでいきます。
 
後日、高得点の方々が提出されたレポートをnoteへ投稿されていました。
「確かに、文章を読んで情景が思い浮かぶ。ここが違いだな。」
小説やエッセイを書くにしても、情景描写も大事だということがわかった成績発表でした。
 
ちなみに、私の提出物はこちら。

 ここは関西国際空港・第2ターミナル、国際線チェックインエリアである。4月1日からチェジュ航空のフライトが従来の第2ターミナルでの出発・到着に戻り、国際線の客足がどのぐらい戻ってきたか、見たくなった。
 国際線チェックインエリアには、春秋航空、チェジュ航空、Peachの3社のカウンターがある。チェジュ航空のカウンター前にお客様の列ができ始めていた。手荷物の受託が始まるからだ。10分ほどで、20名弱のお客様が列を作っていた。話されている言葉は韓国語が大半であった。日本へ遊びに来られて、帰国の途に就こうとしているようだ。持っている荷物は、膝丈ぐらいの小ぶりなキャリーバッグを1つとリュックサック、もしくは、肩掛けカバンを1つ持っている程度である。お土産を持っていなかった。後に、キャリーバッグを床に広げ荷物を仕分けるお客様が現れ、意味が理解できた。キャリーバッグの中には、ぎっしりとお菓子が詰まっていたのだ。空港に着くまでにお土産を買っていて、既にスーツケースに入れているのだ。これは、国内線のお客様とは違った特徴である。国内線のお客様では、空港でお土産を買い、手荷物に加えてお土産が持っていることが多い。誰にも共感されないかもしれないが、私にとっては大きな発見であった。
 目を引いたのは、小顔で鼻が高い2人組の女性である。肌が褐色で中東にいそうな雰囲気をまとっている。顔が似ているので母と娘のようだ。カートに大き目のキャリーバッグを2つ乗せ、その上にリュックサックを2つ乗せている。カートの荷物とは別に、小ぶりなキャリーバッグ1つずつ持っている。日本にも韓国にもゆかりがなさそうだ。東アジアの国々を巡っているのだろうか。渡航制限も解除され、コロナ前のように旅行を楽しめるようになったのかもしれない。
 その後、手荷物を預けるお客様、荷物を預け終え保安検査場へ向かうお客様を観察し続けた。どのお客様も気難しい顔、暗い表情は一切、なく、どこか明るい表情をされているようであった。日本を楽しんでいただけたものと思った。日本はまだまだ世界を魅了できると気づけたことが観察を通しての最大の発見であった。

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