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顧客参画を考える(前半) by keisuke.

20代中盤から、マーケティングの様なことを独学で学び始めて、何を大事にすると決めたかというと「前例否定」するということでした。当時の40代周辺の方々の話を聞いても面白いと思ったこともなく、ある意味で、ひねくれ者だったと思います。そんな僕も40代を迎えて、ゆっくりと当時の自分の様な後輩が目の前に来た時に、「かわいいなぁ」と思う日々です。

さて、今日は顧客参画を考えるというテーマでお話をします。

当時、25歳くらいの時にどんな企画を立てるときにもお客様を「参加」ではなく、「参画」させるということにこだわってきました。何を見てそういう風に「こだわり」を持っていたかというと2点ほど、

1、小学校のときの「部活」の立ち上げ体験

2、阿波踊りの「にわか連」の体験

でした。

親の都合で、中学校までに6回ほど転校した僕は、根なし状態で、どこにも自分の居場所がない状態で生きてきました。別れを前提とした学校生活を送っていたし、仲良くなれば、別れが寂しい思いをするという体験を続けてきたことで、自分の居場所を大切にする傾向が強くなってきたと思います。

幼少期に影響を受ける大人がいたわけでもなく、人と仲良くしながらもある一定の関わり止まりで自分を抑える癖が身についたと思います。

そんな中で、「僕は運がいい(調子に乗ってごめんなさい)」ので、小学校6年生の時に出会った先生が「本当にかっこいい大人」でした。本当、馬鹿な先生で、突然フルートを授業中に吹き出すと思ったら、最近習い出したらしく、全く吹けない。マラソン大会の時に、クラスを一位するためにド真剣になって、原付購入。その原付で、マラソン練習をしているクラスの子達を応援しながら、早い人と遅い人を励ますために原付で走りまくっていると、自転車専用道路を走行していることに気づかず、おまわりさんに捕まったりと・・。

なにがともあれ、「ド真剣」、「挑戦」、「生徒主体」の人でした。漫画ルーキーズの川藤先生は、僕にとってその先生そのものでした。そんな先生が言った言葉が「バスケ部創ろう!」でした。

まぁ毎日、楽しい楽しい。理由は簡単・・。

誰もやったことがないことを一緒にやって、一緒に失敗してくれる大人がいたから。

現代の子供たちを見た時に、「誰もやったことがない」を誰もが「そんなことうまくいくはずがない!」と止められる可能性が高くなっていますし、「あえて新しいことするより、前やったことを少し改善したら・・」という大人ばっかりになっている気がします。

僕は、子供の頃に「新しいこと」ばかりで、ボタンがあれば取り敢えず「押す」し、ハンドルがあれば「回す」。それを怒られてたとしても「やってしまう」って感じです。

だけど、その先生は、僕ら子供たちに「教科書に載ってない前例が無いことをやらせてくれる」です。子供が喜ぶと親が喜びます。

そろそろお気づきな方もおられると思うのですが、現在のハイトラックスラボにこの体験ができる様にデザインをしています。

そんな感じです。(「やすしさん」をフォローしてあげて下さい!)

顧客とは、「応援したいと強く思う人」のことだと思います。その中で、最大の顧客は、「親」だと思うんです。このコラムを読んで頂ける方でも彼(ハイト)を我が子のように思っているファンの方々もいると思います。

僕は、この状況は「最高に素敵」だと思いますし、彼のお父さんやファンの方々を見て、感動するんです。本当に我が子を大切にしたいんだなぁって。

僕の両親だって同じ、「転校ばっかりさせて申し訳ない」と思っていたと思うんです。だから、僕が頑張っているとものすごい応援してくれます。僕の最高のファンは、両親と家族です。ここが大事です。

「ハイトラックスラボ」は、チームで挑戦することを自分ごとの様に体験してもらえるように考えています。前みたいに、人のカッコ良さを重視するのではなく、人の関係性の美しさをストーリー化するように意識しています。

そこで、意識すべきは、

誰もやったことがないことを一緒にやって、一緒に失敗してくれる大人がいること。

だと思っています。

明日は、「顧客参画を考える(後編)」で、阿波踊りの「にわか連」について考えていきたいと思います。


HIGHTRAX Lab.とは
ミュージシャンHighT(ハイト)と「世界に届く音楽を」というコンセプトに共感してくれるファンが参画してくれているオンラインサロンです。

https://community.camp-fire.jp/projects/view/217486
僕らのサロンでは、「音楽」に限らず、動画、写真撮影、デザイン、イベント運営、ブランディングを学び、クリエイターやアーティストを目指す方にも、学校では学べない体験を通して、スキルを一緒に磨く「機会と環境」を創っています。是非、次に狙う「共感」の獲得方法を一緒に学んでいきましょ〜。

そんな、のび太くんの様なハイトくんが歌ったのび太くんの映画の曲です。


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