欲しいと思った瞬間に物を買うことに決めたこと
僕はAmazonのほしい物リストに本がたくさんあります。
それは欲しいものがたくさんある、本をたくさん読みたいと思うからという理由もありますが、1番大きな理由は「お金がない」という理由をもとに、後回しにしているからです。
よく人が使う言い訳として、「お金がない」という言葉は使われますが、僕は確かに実際「お金がない」のです。
まずネットワークビジネスに手を出し続けた結果、200万の借金を背負い、それなのに給料の安いベトナムで働いていた。
生活費だけでお金は無くなり、貯金もできず、耐えきれないと思い、日本に帰ってきて2ヶ月弱。
ようやく住み込みのバイトを始めて、やっと安定した固定収入の見込みができたという段階です。
しかし、最初の1ヶ月の給料が入るのは8/20。執筆当時は7/22。まだあと1ヶ月もあります。
そんな中、僕の貯金残高は15万くらい。
なんだよ、お金あるじゃんと思われるかもしれませんが、7/27にクレジットカードで13万引き落としされます。
つまり残金2万。
この状態で今月もクレカを切って、毎日のご飯を買っています。
ギリギリのギリの生活と言えるでしょう。
それだったらそんなに頑張らなくてもいい。
お金が本当にないなら、ゆっくり貯めてから買えばいいじゃないか、
そう言ってくださる方もいるかもしれません。
しかし、そうやって溜め込んだAmazonのほしい物リストにある本は、100冊以上。
総計10万を超えます。
中には1年以上前から欲しいものリストに入ってるものもあります。
この方法を試してみて、思ったことは3つ。
・欲しいと思った瞬間に買わないと、あとでむしろ読まなきゃいけないという負担に変わる
・ほしいものリストに追加した瞬間が1番欲しい瞬間
・時が経つと状況が変わり、その本の情報が必要なくなっていることもある
この3つです。
欲しいと思った瞬間に買わないと、あとでむしろ読まなきゃいけないという負担に変わる
本は長いブログ記事と同じ。ブログはツイッターのタイムラインに流れてきて、読みたいと思ったら、すぐ開いて読みますよね?
それは
記事が短いから、
無料だから、
この2つの理由があります。本はお金がかかり、文章が多いから、時間がかかる。だから後回しにしがちになります。
それで忘れないように、メモとしてほしいものリストにとりあえず入れてしまうのです。
そのときはいいとして、それを忘れて1週間とたってしまったときにはもう、どの本をほしいものリストに入れたかどうかすら、忘れてしまい、
そのときの熱量もなく、ただ読まなきゃいけない負担になってしまうのです。僕はこれを100冊も溜め込んでしまい、ほしいものだったはずの本が目の前に100冊
ドン!!と積み上げられ、これを読み終えるまで部屋を出てはいけません、と執事に言いつけられる、屋敷の子供のような感情になってしまいました。
これではそのリストに入れた本も絶対読まないですよね。
本末転倒です。
ほしいものリストに追加した瞬間が1番欲しい瞬間
ほしいものリストに本を追加するときは、何か悩みを解決するためにブログ記事を読んで、
その解決策としてこの本もいいですよ、
と言われた時にリストに入れます。
例えばブログの書き方を調べて、ブロガーさんの記事を読み、オススメのライティング本を紹介される。
よし、これを今度読もうと思い、ほしいものリストにポチっ。
しかし、ブログの書き方を知りたいのは「今」じゃないですか。
今知りたい、今答えを知りたいはず。
今度っていつ?1週間後は今調べたいと思ったこと頭に残ってる?
いえ、残ってるはずがありません。現代社会せわしなく、時は過ぎていきますから、数時間後には別の仕事があったり、ご飯を食べてるかもしれません。
そうなったら、もう絶対覚えてはいないのです。
それに熱量がないと、読みにくい文章は頭に入ってこない。これでは意味がありません。
これもまた本末転倒なんです。
逆に言えば、読みたいと思った瞬間にkindleを買って読み始めれば、熱意は高いまま、また目からウロコな情報が入ってこれば、テンションはまた上がっていきます。
逆にプラスに働くのです。
時が経つと状況が変わり、その本の情報が必要なくなっていることもある
1年も時が経つと、だいぶ自分の今の状況、周りの状況は大きく変化しています。
たとえば
【2017年の自分】
・鬱
・借金
・親に本音話せない
・ベトナムに住んでいる
・日本語を教えている
・語学に興味がある
対して、
【2018年の自分】
・日本で住み込みバイトしてる
・映画にはまっている
・ブログのオンラインサロンに入っている
・Twitter運営に力を入れている
・本気で稼ぐためにブログを再開した
こういった大きな違いが生まれているのです。
この時にそれぞれ読みたいと思う、また状況に必要な情報のある本は全く違います。
2017年だったら、本音で生きるための自己啓発本や鬱から這い上がるために勇気をもらう本、また語学系の本が有効です。
しかし、2018年はブログで稼ぐ系の本が必要でしょう。
全く違うのです。また僕は飽きやすく、興味が次から次へと移っていきます。
余計にリストにずっと置いてある本の興味はどんどんなくなっていくのです。
まとめ
この記事で僕が言いたいことは、
欲しいものがあるなら、欲しいと思った瞬間に買ったほうがいい
ということ。
お金がないという理由であっても、そのときの熱意を無駄にすることはそのときの1000円の出費よりも大きいと僕は強く感じます。
僕はそうやって後回しを1年してきました。そしてどうなったかって、ほしいものリストにある本は全く買わなかったということです。
これはもちろん、貯金がたまらなかったということもありますが、正直リストを見ることすらありませんでした。
リストに追加して、自己満足して終わり。これでは意味がない。
お陰でブログで稼ぐ系の本も一冊も読んでいないため、収益も0のままだし、知識もほとんどありません。
その状況が変わらないままなんです。
後回しにして買うと思ったら、大間違い。
身をもってそれを学びました。
でも逆に有料noteは僕すぐに買うんです。ブロガーさんの有料noteは本当に有益な情報が多く、すごく勉強になります。
そこで買ったものはやはりブログに生かされているんです。それは時間を後回しにせずその瞬間に買い、読んだからです。
あなたは、時間は無限にあると思っていませんか?ありませんよ。有限です。
また熱意はいつまでももつと思っていませんか?いえ、もちません。むしろ、時間より有限です。もった先10分が限界だと思ってください。
ブログで稼げるまでとかじゃなくて、突発的なもっと小さい熱意のことです。この本読みたい!とか。
あなたは本を買うとき、またほかの何かを買う時に、とりあえずリストに入れておいて、後回しにしていませんか?
しているのだとしたら、人生を大きく無駄にしているかもしれません。
「お金がない」
「時間がない」
「忙しい」
「今そんな重要じゃない」
そういう言い訳を自分にかけて、本当に自分がしたいこと、その熱量にふたをしていませんか?
それはもったいないことです。
そのとき抱いた熱意は誰のものでもなく、あなたのもの。
また、時が経ってしまえば、2度と取り戻せず、お金を払っても返ってこないものなのです。
後悔しないように、欲しいものは今すぐ買いましょう。
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