相席居酒屋の続きの話

前回1対1の相席居酒屋の話を途中までしたので、続きを話します。

1人目の女性との相席時間が終わり、しばらく待っていると次の相席の女性が現れた。ショートヘアの細身の女性だ。彼女もここの相席居酒屋が初めてみたいだ。半分飲んだグラスを見て「アルコール?カルーアミルク?」と聞くと、たぶんそうだと彼女は答えた。「お酒よく飲むの?」と聞くと、あまり飲まないと答えたので、「僕も付き合いのときしか、飲まない」と言ったが会話が弾まない。すかさず「休みの日は何してるんですか?」と聞くと「ネットフリックスでアニメ見てます」と答える女性。東京リベンジャーズの一話の主人公が線路に突き落とされるところまで観たと言うと、苦笑いする女性。沈黙が続き、あえなくボーイのお時間の声でゲームオーバー。

相席居酒屋とは、欲が渦巻く異質の空間。20分という相席の時間にどれだけ自分をアピールできるか?戦いに向かうというのに、僕は水鉄砲を持っていったようです。恥ずかティ〜ッシュ!

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