七回まで来ました。この数字は僕にとって大事な数字です。ファイナルファンタジーもセブンは面白かったし、サッカーの背番号も七番というのは特別な意味を持っていたりします。アニメも七話というのはワンクール作品だと転換点だったりしますね。そんな記念すべき回です。好きなように書かせてほしい。いや、いつも好きなように書いているが、今日はより好きなように書きたい。というわけで、僕の最も得意ジャンルのアニメを大事にします。話題沸騰中『リコリス・リコイル』から、ハンドガンについて、今回は書いていきますよ。さて、始めましょう。

ストライクウォーリア

　こちらは『リコリス・リコイル』作中で主人公のひとり錦木千束が使用している銃のモデルとなったハンドガンですね。コンバット・デルタという名称で株式会社東京マルイが製造しているエアソフトガンで、実銃としては存在しない型です。その原型はM1911・通称コルト・ガバメント、アメリカ製のハンドガンですが、架空のクローンモデルなので外観が似ているというだけで本来存在しません。でもかっこいいんですよ、この銃。M1911に関しては、第一次世界大戦では採用されませんでしたが、その性能の高さから第二次世界大戦では活躍し、1985年にベレッタが正式採用されるまでは現役でした。現在でも一部部隊ではM1911が採用されているということを考えても、この銃の信頼性が抜群であることがうかがえますね。
　こぼれ話ですが、錦戸千束が作中弾丸を避けるという超回避能力を発揮しています。あれは銃口から弾丸が発射されたのを見てから避ける反射では間に合いません。つまり千束は弾丸の軌道を相手のフォームや予備動作、射角などから予測して回避しているということが作中でも語られていますね。サバゲーとかで真似しようとしても無理なので、おすすめしません…

M&P9L ポーテッド

　こいつは『リコリス・リコイル』のもうひとりの主人公井ノ上たきなが使用しているハンドガンのモデルとなった銃ですね。M&PはMilitary and Policeの略称で、開発はSmith&Wesson社。アメリカの会社ですね。結構歴史ある会社というか日本とも縁があり、初期のリボルバー銃は坂本龍馬も所持していたそうです。これはびっくり。こちらも株式会社東京マルイが製造しているガスガンからの銃器デザインですね。ストライクウォーリアといい、寺岡賢司さんのセンスが垣間見えます。この銃、作中でたきなが使っているものよりもバレルがもっと短いんですが、たきなの使っている銃は長めですね。あれは反動が大きいと思うのですが、たきなは多分本人も言っているように狙撃に自信を持っているので、何なら連射なんてせず一撃で仕留めるという思考でこの銃を使っているのかもしれません。たきなが肘を伸ばして射撃するウィーバースタンスなのに対し、千束は肘を曲げてハイグリップで避けながら撃つという攻撃スタイルなのも面白いですね。まあそのへんはより詳しい人が解説してくれるでしょう。

ソード・カトラス

　ガンアクションなら『BLACK LAGOON』も外せませんね。ベレッタM92FS Inoxの海賊版コピー品ですが、レヴィが愛用している銃ですね。ベレッタはイタリア製です。レヴィのは違いますが、本家はイタリア。アメリカが正式採用したM9拳銃を筆頭に、結構な国で使われています。映画とかでも割とおなじみの拳銃です。レヴィはこれを魔改造して、バレルも伸ばしてグリップも象牙にして、完全にレヴィにしか扱えない銃にしてしまっています。レヴィはこいつを二丁携行して、その世界では有名人です。しかしこの反動が明らかにでかそうな拳銃を二丁ワンハンドで扱うんだから、まあバケモンですよ(笑)

シグザウエル P239 / SIG Sauer P239

　今回は『リコリス・リコイル』について書いているので、この作品は外せません。『GUNSLINGER GIRL』ですね。作中でも壮絶な…おっとそれは避けましょう。とにかくヘンリエッタの使用するハンドガンです。ドイツのSIG SAUER社製です。小柄な銃として知られています。女性にも扱いやすい銃ってことでもあるんですが、まさに『GUNSLINGER GIRL』って感じで正直この銃について書いてるときだけはアニメの描写が蘇ってきて涙が出そうです。バリエーションもあり、レーザーポインター装着、バレルの延長など、結構色々小回りがきく銃です。ヘンリエッタはあまりハンドガンってイメージがないんですが、というのも、メインウエポンの短機関銃をぶっ放してるイメージが強いからですね。とはいえヘンリエッタは強いです。

　今回はどうだったでしょうか。面白かった？
　いや、役に立たなかったはずだ。
　それでいいんだ。

　今回は個人的に満足している。書いてて楽しかった。リコリコとガンスリの話ができたことがもうとっても良かった。ブラクラもね。それにしてもハンドガンて奥が深い。いつかまたミリタリー系の記事やりたいね。次は戦車かな…
　というわけで今回はここまで。また次回よろしくお願いいたします！

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