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【イベントレポ】トヨタ ガジェット研究所 Vol.2 〜トヨタ所長と研究所員による繋がるガジェット紹介 第2弾 #toyotalab

2023日2月28日は何もイベントが入っていなかったのでconnpassを探っていたら「トヨタ ガジェット研究所」というイベントが目に入りました。さっそく申し込みをしてから内容を見てみました。トヨタと言うからにはきっと自動車関係の技術なのか、それともトヨタ生産方式とかアジャイルのネタなのか・・・・
と思っていたらなんとトヨタってあのIoTLTでお見かけする豊田さんではないですか!!

豊田さんといえば新しく出たガジェットやIoTに関わるソフトウェアを片っ端から購入しては触ってQiitaに記事を書いたりしている人というイメージです。そんな人が中心のイベント・・・しかもバックにはIoTといえばのウフルさん。楽しくない訳はありません。早速参加してみました。

オープニング

最初のファシはウフルの山崎亘さんからスタートしました。今日のイベント「トヨタ ガジェット研究所」の開始が宣言されました。さっそく今日の主役である所長の豊田さんにバトンタッチです。

オープニング

豊田さんにバトンタッチしてからはイベントの紹介です。「トヨタ ガジェット研究所」はその名の通りIoTガジェットガチ勢の研究員の皆さんによるガジェット縛りのイベントです。IoTLTをフィルターで濾して濃縮した感じですね。(勝手に決めつけてすみません)
でも登壇メンバーをみる限りそんな感じです。

前回登場のガジェット

早速、少し眺めのLTに入っていきます。

購入した新ガジェットや気になる未発売ガジェットの話:豊田 陽介さん

最初は所長自らの登壇です。昨年10月末に行われた前回のイベント以降に買ったガジェットの紹介ということですが、豊田さんらしく複数のガジェットの紹介です。

mocopi

最初はSONYが発売したモーションキャプチャデバイス「mocopi」の紹介です。たった6つのセンサーを体に装着するだけでスマホ上でモーションキャプチャーをおこなうガジェットです。たった6箇所のセンサー情報とAIで他の関節を含めた人間の動きを再現します。(PS5と同じくらいの価格なのが玉に瑕ですが)

mocopiの開発周りの話

当然、単なる商品紹介に終わるはずもなく、開発周辺の話やセンサーデータのやり取りなんかの話にまで広がりました。

M5Stack系デバイスのS3シリーズ

次はESP32-S3コントローラを搭載したM5Stack系デバイスです。

M5Stack系デバイスのS3シリーズ

ファームウェアの揃い具合とか、UIFlowでの対応だとかのお話がありました。

UiFlow2.0の「Core3」

この期間に買ったガジェットはそれだけにとどまらず、音でスマホと通信する体温計やモバイルなフットスイッチなどたくさんのガジェットが紹介されました。

たくさんのガジェット達

RaspberryPi Pico Wなど、まだまだ気になるものはたくさんあるらしく、ガジェット研究所長の研究はまだまだ続きそうでした。


Pico Wとenebularと地図アプリ:勝 新一さん

次の研究所員はウフルの勝さん。勝さんの研究発表は豊田所長の話にも少し出たまだ国内発売されていないRaspberryPI Pico Wの話とウフルのeneblerのお話でした。

RaspberryPI Pico W

RaspberryPI Pico WはWi-FiとBluetoothが搭載されたRaspberryPIですがまだ国内正式販売はまだで手に入らない状態です。これを入手してRaspberryPI Pico Wの開発環境の話なんかが紹介されていました。

RaspberryPI Pico Wの開発環境

RaspberryPI デバックブロープ


そのあと新しく出たRaspberryPI デバックブロープで試してみたの話になったあとは

そのあとはウフルさんのIoTクラウド基盤eneblarと情報ポータルマップelcompathの紹介と続きました。

elcompathとeneblarの組み合わせ


例の黄色い基板をModdable対応してみた:ざっきーさん

次の研究所員は野良ハックの北崎さん。北崎さんは「例の黄色い基盤」についてのお話です

例の黄色い基盤

黄色いボードとはESP32液晶ボードシリーズのこと。

それをシリーズのボードのmoddable対応を確認していった話のブログをベースにお話しました。

ブログの一部


MESHとobnizの連携を色々試してみた:田中正吾さん

次の研究成果の発表はワンフットシーバスの田中正吾さんです。

MESH

田中さんが取り上げたガジェットはIoTブロックのMESH。
各種センサーやLEDなどが入ったワイヤレスでつながる7つのブロックで構成されたIoTをまなぶためのセットです。

MESHの通信仕様が公開されobnizがMESHに対応したりしたので繋いでいろいろやった話が紹介されました。

リアルタイムデモ

ハッカソンなんかもやってみて、楽しいから「追いMESH」してしまったそうです。

追いMESH


M5ATOM S3とShiftr.ioで非接触温度センサの値をネットに流してみた:いのうえ みのるさん

次の研究成果はいのうえさん。豊田所長が取り上げたATOM S3を非接触温度センサと組み合わせて見た話です。

このATOM S3の液晶を活用してみようとArduinoIDEを使ってちょうど持っていた非接触温度センサの値を表示させてみようという試みです。

ATOM S3の液晶に非接触温度センサの値を表示させてみる

非接触温度センサーをちょうど持っていたというのが、さすがガジェット研究所員です。非接触センサの値をM5ATOM S3に表示し、そこからshiftr.ioを使ってMQTT通信させてenebulerへ送るという構成です。

今回の構成


クロージング

ここまでそれぞれ10分くらい、いつもよりたっぷりな感じの研究成果発表でした。
そこから雑談タイムでその他のガジェットの話題になりました。 

透明ディスプレイ UNIT GLASS

最後は次回イベントの紹介がありました。


研究成果に圧倒された感想

とにかく、みなさんのガジェットへの飽くなき探究心に圧倒されました。選りすぐりのガジェット愛のメンバーなのでとにかく楽しそうでした。個人的にはmocopiが気になりました。でもPS5も持っていないのに・・・・

次回もどんなガジェットが紹介されるのか恐ろしい楽しみです。



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