【動画レポ】WinActorでのAI活用事例!OpenAI APIを叩いてJSONからデータを取得してみた!〜RPACommunity Youtubeチャンネルから
今回は2023年12月19日に開催されたRPACommuinityのイベント「WinActor Talk|【緊急特番】WinActor x GPT!RPAのAI活用例」からのアーカイブ動画「WinActorでのAI活用事例!OpenAI APIを叩いてJSONからデータを取得してみた!」からのレポートです。
00:00 無料AIチャットサービスをWinActorを使って自動化してみた
最初はたまいさんによるWinActorで生成AIサービスを操作した事例です。
1)本日の内容と作ろうと思ったきっかけ
内容:WinActorで無料の生成AIサービス:wrtn(リートン)を操作する
今はAPIがないのでUI操作してみる
きっかけ:企業ブログへの記事で下調べとマニュアルの確認が必要
⇒チートシートを作成⇒でも調査結果のリンクを貼るのは面倒
プロンプトも自動で生成したい
WinActorで自動化したい
2)無料の生成AIチャットサービスについて
:wrtn(リートン)
・無料で制限なしで利用可能
・生成物は個人用途、商業用途問わず利用可能
・日本語向けに最適化 ・・・・
3)どうやってUIを操作するか
APIが実装されていないのでUIから操作する
4)実際にWinActorで自動化してみた
デモとしてはEXCELのセルだとわかりにくいのでメモ帳を使って実装してみた。
ブログ記事を3000字に制限しているので時間がかかります
ブログ記事が生成され、メモ帳に取り出します。
5)まとめ
・WinActorで無料の生成AIチャットサービスを操作できた
・APIがないのでWinActorでUI操作を自動化した
・想定外の回答が来ることもあるので注意
07:39 WinActorでOpenAI API を叩いてみた
次はかーでぃさんの発表。内容はWinActirでOpenAIのAPIを操作した話です。
内容
リストにある市の情報をあつめておく
実際にやってみた結果・・・・
間違いはあるところですが埋まりました
REST APIの実行方法
API
サービスとプログラムなどをつなぎ合わせるための仕組みとして提供されたもの
JSON
JavaScriptのオブジェクトの書き方を参考に作られたデーターフォーマット
キーと値が1セット
Open AI APIの使い方
・OpenAIへのアカウント登録
・提供されたAPIから使うAPIを選択してAPIキーの発行をする
APIエンドポイントと言語別の使い方サンプルを確認
ChatGPTとOpenAI APIの違い
・価格体系(従量制)
REST APIの使い方、OpenAI APIの使い方はリファレンスを参照
ポイント
・プロンプトエンジニアリングが大事
・結果はJSON形式で返してもらう
WinActorのJSON解析は少し難しいので注意
プロンプトエンジニアリング
AI:膨大なデータから確率が一番高いものを回答する
回答する範囲を確率で狭める、役割を与えるのが重要
実際に与えてみたプロンプトでも役割、求めるものを明確にし、JSON形式で回答するように求めた。
APIの実行
・プロンプトの準備
・GPTの実行
・JSONデータの分析
・EXCELへの転記
プロンプトの準備
・役割を与える
・回答の形式指定(JSON)、単位、回答の形式(数値のみ)などの指定
・JSONで取得する項目(キー)の指定
・EXCELの値(都市名)を読み込んで置き換え
GPTの実行
・外部サービス連携で「HTTP」を使用
・基本設定にAPIのエンドポイントのURLを指定
・コンテントタイプはJSON、認証はAPIキーを指定
・LLMモデルの指定
・メッセージはプロンプトの情報
・「temperature」データのばらつきを指定 0〜2
JSONデータの分析
・いったんファイルに落とした
(こちらのほうが安定した/実行結果の可視化)
・JSONファイルの配列読み出し(取りだし)
「JSON変数の読み取り」を使用
・エスケープシーケンスに注意が必要
EXCELへの転記
・各項目を変数のセット
・EXCELへの書き出し
キーを「.」で繋げて一気に取得する方法もあります
WinActorのJSON系ライブラリ
使用したのは2つ
・JSONファイル 配列読み取り
ファイル保存したJSONを読み取って変数に保存
・JSON変数 読み取り
変数に保存したJSONを更に分解
まとめ
・APIキーの叩き方は過去動画を参考に
・OpenAI API の使い方 1:リファレンス 2:ググる
・生成AIの問い合わせ結果はJSONに返してもらう
・エスケープコードが付与されていることがあるので注意
・JSON出力はファイル出力がおすすめ
31:33 NTT-ATのアノ方からアドバイスが…!
最後はNTT-AIのあの人からのコメントです。
JSON系のライブラリは01系と02系がある
⇒新しく勉強するならば02系のほうが色々できる
(今日かーでぃさんが使用したのは01系)
エスケープコードが付与の問題
⇒値を取得するときに「読み取り目的」で「値転記」を選択するとエスケープコードが外れる
構造の深いJSONを取得する時は「HTTP(詳細)」
・複雑な応答を受け取る時は「HTTP(詳細)」の方が良い
・設定が細かいので色々とたいへんではあるが・・・
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