B.LEAGUE、目指せチーム総年俸3億。

趣味でバスケビジネスを研究してこうと思います、ケイティーです。
https://twitter.com/Ktahdn

普段からバスケを楽しんで観たり情報収集しているんですが、今回は、日本のバスケがもっともっと盛り上がってほしいなと思い、ビジネス的観点で何を目指すべきなのか、みたいなことをつらつらと書いていきます。

選手への投資がスポーツビジネスの競争力

最近スポーツ関連で世間を賑わしているのが、
イニエスタの神戸移籍ですよね。

自分は普段からNBAを結構見るんですが、
NBAはサラリーキャップ制度などの影響で、
しっかりと選手の給与が情報公開されているため、
選手の給与の情報に触れる機会が多く、NBAの規模のでかさに毎回ビビるわけです。

下記のhoopshypeというサイトがわかりやすいんですが、
例えばトップの選手群であれば、年棒20億とかがザラにいるんですね。
逆に1番下の選手群でも5,000万くらいもらっていると。

当たり前なんですが、スポーツビジネスにおいて、
どれだけ良い選手を獲得できるか、というのは超根本の競争力になります。
そして、良い選手を獲得するには、お金つまり"投資"が必要なわけです。
イニエスタの年棒というのは、三木谷さんらしい強気のビジネス投資と言えると思います。

目指せチーム総年棒3億円

この決算、初年度であるため色々とツッコミポイントがあるみたいなので、
間違ったことも書いてしまうかもしれないです、その時はTwitterなどでコメントくださいませ!

何故これ調べてみようと思ったか、なんですが、
1:選手に投資しているチームの方が基本的には勝てるはず
2:勝ってるチームのバスケってやっぱレベル高くて面白い

と思っていて、やっぱバスケが人気になるには、
本質的には試合が面白くないと意味ないなと思うわけです。

で、自分は過去bjリーグ応援派だったので、正直NBLの試合はあまり観てませんでした。
ようやくB.LEAGUEができて、心置きなく居住地の川崎の応援ができるようになったんですが、試合がbj時代より面白い・・嫁もそう言ってました(笑)

これから、B.LEAGUEが発展していくにあたって、
現時点でのトップチームが展開する試合レベルに全チーム引き上げられるかは、バスケが人気になる上で結構重要なポイントだと考えます。
勿論、トップチームは更に試合の質を伸ばしていってほしい。

そのためには、まずは選手への投資が必要。
そこで提言したいのが、ようやくタイトルのお話になってきて、
「目指せ選手の総年俸3億」ということです。

勝率が高いチームは総年棒が高い

2016-2017のB1トップチーム人件費(これが選手の総年棒・・ですよね?)と勝率をグラフで出してみました。
目立つのが、赤の点線で示しているラインなんですが、
川崎を除いて、総年棒が3億を超えているチームが、勝率70%を超えているという結果になりました。

更に見ていくと、
勝率50%以上のチームの総年棒の平均:2.8億
勝率50%以下のチームの総年棒の平均:1.5億
となっていて、おおよそ年棒で約1.9倍の差があることが分かりました。
地区の事情、怪我などの個別事情は多分にあるかと思いますが、
選手への投資が競争力に影響が無いとは言えなそうです。

選手へサラリーを支払うには、そもそも稼がねばなりません。
なので、次は売上と勝率の関連性を見てみようと思います。

勝率が低いチームは、選手への投資に消極的?

勝率50%以上のチームの売上平均:7.7億
勝率50%以下のチームの売上平均:5.6億
となり、約1.4倍の差があることが分かりました。

ここで注目なのが売上に対する人件費率です。
勝率50%以上のチームの人件費率:37%
勝率50%以下のチームの人件費率:28%

勝率が高いチームというのは、売上が高く、そしてその売上をちゃんと選手に投資していることが分かります。では、何故勝率が低いチームは、選手に投資できないのか。

上記のグラフは、売上の項目別で勝率50%以上と以下の差分を表しています。
大きな差分になっているのがスポンサー収入という事がよくわかります。
改めて勝率50%を超えているチームを見てみると、NBL所属だったチームがほとんどです。

自分も会社を経営した経験があるのですが、
数字上、もっと選手に投資して勝率を上げるべし!
というのは頭では理解できるものの、実践となると簡単ではないことはわかります。

そういう点において、旧企業チームの経営陣にとっては、資金的なバックアップの安心感があるのは間違いなく、それが選手への強気の投資ができる環境を創っているというのが現状。(スタートアップ的に言えば、ベンチャーキャピタルが資金面でのバックアップを保証しているといったところです)

一方で、千葉ジェッツは、bjから立ち上がったチームにも関わらず、
このポジションにいるというところで、経営面においての秀逸さが際立っていますね。

選手への投資資金をいかに確保するか、戦略が問われる

いかにして選手に投資をする環境を整えるのか、
直近でいうと、入場料収入は会場のキャパシティの問題ですぐに頭打ちするはずなので、スポンサー収入を増やすのが最も近道になるでしょう。

ただ、スポンサーをつけるには、バスケが当然魅力的なコンテンツでなければならないわけです。バスケを魅力的なコンテンツにするためには、優秀な選手が必要なわけなので、投資が必要になるはずです。

これは鶏と卵的な話になるため、各チームがどういった順番で、最終的に選手への投資の資金を作っていくのか(選手への投資に資金を持って行く戦略でなければ意味がない!)、各チームの経営戦略が必要になります。

次は、他のスポーツとか他の国だと、どうなの?
みたいなところを、うろちょろ調べてみようと思います。
近いうちに、イニエスタのようなレベルの選手がB.LEAGUEにもやってくることを夢見て・・(笑)中国は既に結構やってますね。

いよいよ、B.LEAGUEも2シーズン目が終わろうとしています。
次回の決算では、各チームが1シーズン目からどういった戦略に舵を切ったかもわかると思いますので、楽しみです!

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ケイティー

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