世界は巡り、やがて君のものになる、というお話

この記事はVsinger、AZKiさんの1st ALBUM 「without U」を手にし、感じたことをまとめたものです。

どうも、VRにハマり、普段は引きこもりをやっています、けいたれっとと申します。初noteなので未熟な部分もあると思いますが、よろしくお願いします。

普段は引きこもりをやっている、とはいうものの、AZKiさんの2nd Live 『A GOODDAY TO DiE』 #AZ葬 に参加以降、AZKiさんの出演するリアルイベントにはほぼ皆勤賞だったりします。そこが今回の主題「世界は巡り、やがて君のものになる」に関わるポイントにもなってきます。

さて、それでは本題のwithout Uを手にしたときの感想ですが、最初に感じたのは「この曲めっちゃ好きだな!」とか、「この曲はそうでもないな」とか、たぶん一般的な感想だったと思います。しかし、このアルバムのすごいところは、全曲を何度も繰り返し自然に聞いてしまうところです。

まずはセットリスト。表題曲「without U」からAZKiさんの今の感情をぶつけられ、心をつかまれ、「コトノハ」「嘘嘘嘘嘘」「自己アレルギー」の3連続でテンションは最高潮に。続いて「虹を駆け抜けて」で不安の中、夢を追いかける姿を見た後、「ちいさな心が決めたこと」で等身大のAZKiさんの決意が語られ、泣く。そして全13曲の中央曲「世界は巡り、やがて君のものになる」で、ああ、AZKiの世界ってすげえな…と、エモの海に沈む(注1)。そんな中「Midnight Song」「Reflection」の落ち着いた2曲でクールダウンした後、唐突に「のんびりと、」で打ち抜かれる私の心。とにかく可愛すぎる。そして最後に「フロンティアローカス」でエンディング。しかしそれは終わりではなく、未来へと続く希望だった!続く「リアルメランコリー」と「Starry Regrets」のRemixもまた原曲の良さを残しつつ新鮮な雰囲気でとても良い…

と、いうわけで、このセットリストが完璧すぎて、途中飛ばしたり止めたりすることなく、全曲通して聴きたくなるというわけです。さらに曲ごとに歌い方が工夫されていたりして飽きさせないところもすごい(「コトノハ」では男性っぽく「嘘嘘嘘嘘」では演歌のような雰囲気、「のんびりと、」では可愛く、など)さらにさらに、CD付属のブックレットにはノノル先生の素晴らしいデザインが施されており、それを見ながら歌詞をじっくり読みこむこともできる(歌で聞くのと歌詞を読むのとではまた感じ方が違って良いです。)

このようにして、全曲何度も繰り返して聞き続けた結果、今となっては全ての曲が愛おしく、とても好きになりました。これが一つ目の、世界は巡り、やがて君のものになる、ということです。

そして私はこのアルバムを聞いたとき、もう一つ感じたことがあります。それは、「このアルバムはこれが完成形ではない」ということです。これはAZKiさんのリアルライブに参加されたことのある方なら共感いただけるのではないかと思います。

チームAZKiは生ライブ、リアルでのやり取りにこだわりを持たれていると思います。ライブ会場ではリアルタイムで実際にAZKiさんとやり取りができ、AZKiさんと開拓者のみんなの声が合わさることで初めてその曲が完成する。そしてそれは回を重ねるごとに今も進化し続けています。これがこのアルバムは完成形ではないと思った理由であり、私がAZKiさんのリアルイベントに積極的に参加する理由であり、2つ目の、世界は巡り、やがて君のものになる、ということです。

AZKiさんの曲には完成はないのかもしれません。しかし常にその最高のものがライブにあります。私はそれをできる限り見届けていきたいし、より多くの人に知ってもらい、AZKiの世界を開拓していきたい。

ALBUM 「without U」の真価は「REPEAT THiS LiFE WiTH U」#AZ輪廻 で発揮されるでしょう。池袋harevutaiに参加される方もREALITYの生放送をご覧になる方も、ぜひその瞬間を共に体験しましょう。

注1:AZKiの世界の何がエモいのかというと、AZKi(彼女)がAZKi(器)と出会ってAZKiになる前から、AZKiの世界がすでに始まっている、ということです。AZKi 3rd/last ENTAS LiVE #レペゼンエンタス での彼女の言葉が刺さった開拓者は多いと思いますが、それ以降AZKi自身にも変化があったように思います。それまではどこかよそよそしさというか、どこか壁を感じるようなところがあったAZKiですが(個人的に感じたイメージです)、最近では正直な気持ちを話しているなと感じるようになってきました。(中にはそれ言ってもいいの!?というような驚き発言もw)そしてそれは周囲のスタッフはもちろん、開拓者も自然と受け入れている感覚があります。まさにこれも、世界は巡り、やがて君のものになる、ということだと思います。またそれとは別に、最近では独立したAZKiの活動が見られるのも面白いと思っています。一つは彼女のお料理報告、#今日のあずきごはん 。これはもうVsingerの活動とは全く関係のなさそうなものですが、これもまたAZKiの世界のうちの一つだと思うととても感慨深い。もう一つは加速サトウパパの#AZKiART 。これもまた彼女とは少し切り離された世界展開でC97で頒布されるイラスト集もとても興味深いです。以上、長くなりましたがAZKiの世界がいかにエモいかという注釈でした。

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