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行ったらわかった

今回の関西旅行で得た大きなものの一つは、旅の価値に気づいたことかもしれない。「裏天満がいいかも」とは旅の前に大阪在住のISさんから聞いた情報。もちろん、出発前にも現地でもGoogleで「裏天満」について色々と調べた。まあ色んな情報がたくさん出てくる訳だけど、正直なところそんなに魅力を感じない。それでも行くことは決めているんだけど、インターネットの情報では「何が」「どう」面白いのかはよくわからないままで、「何が」「どこに」あるかの情報だけはたくさん入手できた。

ただ、行ってみたらISさんからオススメされた理由がよく分かった。この熱気、この規模感、この賑わい。いやーこれは「裏天満の人気店情報」では伝わってこない。そうか、あれは「裏天満をどんな場所か知っている人」向けの情報だったのか。そしてこの場所のこの感じを文章と写真だけで伝えるってのは…ちょっと無理かもしれない。少なくとも私には残念ながらその文章力も写真の表現力もない。

裏天満とは、天神橋商店街の隣にある一定エリアを指しているようで、まあそれ以上の詳しいことはわからないんだけども、とにかく細い路地にいろんなお店がひしめいていて、明るいうちから多くの人が食べて飲んでいて、18時の時点で長蛇の列になっているお店も1店や2店じゃなかった。一体あのエリアに何店舗のお店があるというのだろう。さまざまなジャンルの小さな飲食店が気が遠くなるほどたくさんあって、それぞれが個性的だった。

串カツとたこ焼きなどを食べたけど、どこでいくらだったみたいなことはどうでもよくて、この場所の空気を感じながらあれこれ迷ってお店に入った、というそのこと自体が楽しい記憶だし、美味しかった!みたいなことよりもインパクトが強い。情報過多みたいになりがちだからこそ、「行ってみてよかった」という体験がすごく大きな価値があるように感じるのかもしれない。ちなみに、たこ焼きがすごく美味しかったす。

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