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大阪育ち道産子の知らんけど・㊗130「一郎が助けを求めています」

「一郎の左車輪が回転していません」
(あ、我が家のルンバ君ね)

と、本題に入る前に~。
またもや迎えた10回単位の節目。
ヤタ―\(^o^)/
130回目ー。
今年の目標、365日毎日書くコト。
とりあえずほぼ1か月継続できたわー。

で、本題。
ルンバは、留守中に働かせられるウリの1つ。
せやけど、段差やカーペットは苦手やねん。
障害物を乗り越えられへん場合は、その場で立ち往生&電池切が切れる。
お掃除完了を期待してる分、帰宅後の無残な姿は若干ガッカリするし、
ムシの居所が悪いトキには、ハラも立つ。
どの時点で止まったかもようわからんし、やり直したくなる。
でも再充電が必要。
ソコソコ音もするし、夜やったりすると、
「まー、今日はやめとこか」
とかなるんよな。
ともすれば結構なストレスになるやん。
でも……。
なぜかストレスにならない理由がタイトル&冒頭のメッセージやねん。
紹介しまーす。

1.お試しできる

初めて導入するトキは、我が家に合うかどうか、
メッチャ気になった。
なんせ値段がピンキリで。
なんでも1番イイのを欲しがるオレとしては、
上から物色し始めたんやけどな。
どれどれ……。

239,800円

は?
おトクと言われても信じられへんヨーロッパ旅行みたいな値段やな。
少なくとも掃除機の値段やないな。

えーと、ナニナニ……。
拭き掃除ができる兄弟分のブラーバくんとセットで連携して動く?
吸ったゴミの自動回収に40倍の吸引力、間取りも覚えてアレクサともともだちに?
いや、スゴいけどスゴ過ぎるやろ。
むしろ眉ツバ感が漂い過ぎてるわ。

さすがに試さんとよう買わんわ。
と、思ったらあったわ、2週間レンタル。
1,980円。
ん、借りてみよ。
なんやそのまま借りたり買えたり、月々払いにも出来るらしい。
ま、細かいコトはさておき、10万円くらいのヤツを借りてみた。

恐る恐る選ぶモンからしたら助かるなー。

2.名前を付けられる

やってきたルンバくんは、ひとまず、拭き掃除のできる兄弟は無し、
&最高峰じゃないけど、間取りは覚えれて集めたゴミは自動回収できるコにした。
遠隔操作も視野に、スマホで扱うらしく、
専用アプリをダウンロードしてみる。

「名前を付けて下さい」

不思議には思いつつ、とりあえず「出稼ぎくん」と名付けた。
このコの働き次第で、買うかどうかを決めるつもりやったからなー。

出稼ぎくんは、自分の掃除した場所を覚えて、
その記憶を素におよその間取りを把握、
回数を重ねるごとに、学習するんだとか。
お掃除が終わると、掃除したエリアのデータがスマホで見れる。
電池がなくなる前には、帰省本能よろしく充電台に帰る。
その都度、盛大な音(普通の掃除機並み)を発して、ゴミを回収する。

その活躍には満足しつつも、必要な機能が絞れた2週間になった。

一抹の寂しさを感じながら、出稼ぎくんに別れを告げ、
もう少しシンプルなコを迎えるコトにした。

3.愛着が湧く

こうして迎えたコは、ゴミの自動回収も間取り記憶もできないコにした。
なぜかAmazonで最安値やったんも追い風になった。

39,800円

で、購入(確かAmazonポイント5,000円分を加味しての値段)した。
なんとなくアレクサも一緒に。

おっと、迎えたルンバくんに名前付けんと。
うーん。
「一郎」
やな。
ウチのロボット掃除機の長男ちゅうコトで。

名前を付けると一定の愛着が湧く。
そう、ただ名付けるだけでも、な。
我が家では、クルマや植物、なんかこだわって
買うたコ(例えばスピーカー)には、
ほぼ全てに名前を付ける、という
変なしきたりがあるからかも知れん。

そして。
一郎が助けを求めています
一郎の左車輪が回転していません
と、アプリを通じてメッセが届く。

こうなると、ともすればただの不具合なのに、
救出せねば‼️と、なるんが人情。
名前を付けさせるだけでなく文章も秀逸で、
ハラ立つどころか、謝りたくなる。
「段差作ってゴメンやで」と。

ホンマ凄くない?
購入者に愛着もってもらえるのは、ある種のゴールやと思うねん。


☆彡 さー、ナニしよ‼️

アイロボットさんは、ロボット掃除機を開発して世に送り、
「こんなの欲しかった」
という、新たな顧客ニーズと市場を作り出しました。
だけじゃなく、お試しやサブスクなどの買いやすい環境の整備、
更には、愛着をもってもらう仕掛けなどなど。
数えきれない、アイロボットさんのスゴさの掘り下げは、
今日はさておきます。

この「助けを求められた」トキの心象って、
ルンバに限らず、助けたくなりますよね。
ハッキリ
「困っています。助けて下さい」
と言われたら、誰しも手を差し伸べたくなりますよね。

にもかかわらず、私は助けを求めるのがヘタです。
「手伝って」とすら、素直に言えません。
なぜでしょうか。

深く考えずとも、他ならぬ自分自身が喜ばしいのだから、
自分もやってみるとイイですよね。
みなさんもご一緒にどうですか。
意地を張らずに
「助けてください」
言ってみませんか。
望外に喜ばれます。
知らんけど。

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