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わたしのSIGMA fp

さて、この度SIGMA fpを買い戻しました。
買った時の気持ちを忘れぬようにnoteに残します。

fp第1期

実はfpの買い戻しは3度目。
どうやら初めての出会いは2022年6月みたい。

近所の電灯
浅草

データを見るとパウダーブルーを多用していますね。

早すぎる売却

あろうことか1ヶ月持たずに売却しています…。
恐らく当時売却した理由は以下。

・ズームレンズに不慣れ
・JPEGのダイナミックレンジの狭さ 

当時使っていたレンズは45/2.8と28-70/2.8。
今でこそズームレンズの難しさは理解していますが、
当時は分かっていなかったんでしょう…。

また、fpのJPEGは白飛びが激しく、
それもストレスになったので手放していると推測されます。

いずれにしても、機材の所為にしているあたり
まだまだ未熟だと振り返りながら反省中です…。

fp第2期

次の購入は2023年3月。
今回は色んなところへ持ち出して撮っていますね。

シネマスコープ

今回の機材構成は45/2.8と90/2.8。
前回の反省を踏まえて単焦点2本運用ですね。

さて、第2期ではシネスコで撮られた写真が多いです。

ネモフィラ
国営武蔵丘陵森林公園
東京駅の近くにあるやつですね(名称不明)
借り物100-400で

第2期はアスペクト比で遊んだり、DNGで撮ってカメラ内現像を覚えたりしてグッと楽しみの幅が広がりました。

奄美大島へ

fpと2本のレンズを携えて旅行にも行きました。
行き先は奄美大島。1年経った今でも思い出深い旅でした。 

LCCで。NRT⇄ASJ
奄美空港展望デッキ
果てしなく綺麗な海

全てパウダーブルーで撮影しています。
fpに搭載されているカラーモードはとても便利。

動画も撮りましたが、カラーモードのおかげで
スチールとムービーが同じ色になるのも嬉しいポイント。

そして売却

第2期の売却はマイナス要素ではなく、
FOVEON導入の資金調達のために生贄になりました。

sd Quattro

fp第3期

さて2024年1月、再び買い戻しました。

理由としては以下の2点。
・色
・本当のfpの撮影体験に気付いた

カラーモード

SONYならクリエイティブルック
FUJIFILMならフィルムシミュレーション
上記に代表されるように、各社特色があります。

fpではカラーモードがそれに該当しますが、
このカラーモードが他社とは一線を画している上、個人的には大変好みで第1期からずっと好んで使用しています。

SIGMA fpシリーズのカラーモードは、人物、風景など基本のシーンに対応する標準的なモードはもちろん、これまでのFOVEONセンサーカメラで高い評価を頂いている特徴的なモード、さらにTeal&OrangeやPowder Blue、DuoToneなど新しいアーティスティックな表現を提案するモードといったSIGMA独自の色再現により構成されています。
個性的な16種類のカラーモードが、撮影者の写真・映像表現をさらに自由で幅広いものにします。

SIGMA Color Mode Libraryより

SIGMA公式でも推しています。
中でもPowder Blue・Teal&Orangeは好みで、
fpで撮影したデータの9割を占めているカラーモードです。

Powder Blue
Teal&Orange

自分のプリセットでLr現像でも良いんですが、
上記のカラーモードが好きすぎて買い戻しに繋がりました。

撮影体験について

先日このTweetを拝見してハッとしました。

fpは見た目に反して静かに撮るカメラです。
持ち運びは軽快でありながら撮る時は静か。
これがfpの他のカメラにはない特徴だと考えています。

Twitter @kotaronya

fpの場合、スナップ的に撮った写真よりも、
腰を据えて撮った写真の方が好きなんですよね。

ようやく自分の中で答え合わせができた感じがして嬉しい。

それにより今回のレンズは2本。
・Voigtlander COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PⅡ
・Voigtlander APO-LANTER 50mm F2 ASPH

SIGMA fp+Voigtlander COLOR-SKOPAR35mm F2.5 PⅡ
美しい…
Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical

腰を据えて静かに撮る、ということでMFです。

一見MFの方がAFと比較して打率が低そうですが、
被写体としっかり向き合ってピントを合わせるのでMFの方が丁寧な画になる傾向があります(個人差あり)。

余談ですが、なぜこの2本かというと
・COLOR-SKOPAR 35/2.5
→小型軽量。写りもシャープで精巧な作り。
・APO-LANTHAR 50/2
→究極の標準。文句なしの標準レンズ。
というのが理由です。

他の候補としては
・Carl Zeiss C Biogon T 2.8/35
・Carl Zeiss C Sonner T 1.5/50
・Voigtlander NOKTON 40/1.2
・Voigtlander NOKTON Vintage Line 50/1.5
などがありましたが、見た目のマッチングや大口径を必要としない撮影スタイルが相まって現状の組み合わせに落ち着いた次第です。

おわりに

つらつらと書き進めましたが、まもなくおわりです。  

3度目の正直、という事で恐らく今回は売りません。
壊れるまで所有し続ける気がしています。

fpの楽しみ方やMFレンズとの組み合わせによる美しさなど、新たな魅力も確認できたので、これから始まるfp第3期を楽しみ尽くして行こうと思います📸

※FFF(Full Frame Foveon)が出たら秒で買います。

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