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公務員を志したら必ずすべき4つのこと

今回は、公務員を志したら必ずすべき4つのことを紹介していきます。
実際、私が感じたことでもあるので役に立ったと思って頂けたら幸いです。

(1) 常に周りのニュースや出来事等に関心を持つ


面接試験では

「どうして公務員になりたいのですか?」

といった定番の質問に加えて、世の中がどうなっているのか問うような質問もあります。


私が公務員受験で官庁訪問した時には


「少子高齢化が我が国に与えるデメリットとそれを改善しうる行政の施策についてあなたの考えを述べてください」

ですとか


「民間サービス購入型タイプのPFI(Private finance initiative)について、あなたの意見を聞かせてください」


とか聞かれました。


社会がどういう構造で成り立っているのか


公務員は社会の中でどのような位置づけにあり、仕事をしているのか


そういったことって、市販の面接対策の参考書等では学ぶことはできないですし、「筆記試験合格した!面接対策を始めよう!」と言って一晩で身に付くような知識ではありませんよね。


新聞を毎日読めるならそれは理想ですが、現実的には厳しいと思いますので、例えば、ツイッター各種新聞社のアカウントや、各自治体の首長、行政について批評を行う専門家等のみをフォローしたアカウントを開設し、勉強が飽きたときに見るとかしてみると良いと思います。


ちなみに私は、大学3年生の夏ころから公務員を目指し勉強を始めました。
その頃からネットニュースを適宜確認し、気になったニュースがあったらwordにそのニュースの概要と自分なりの意見を付したファイルを作成していました。
そのおかげで面接試験の時には300個以上の面接時事ネタのストックがありました。本当に助けられたので皆さんもやってみてください。


(2) 受験する自治体はどれも第一志望であると心の底から思い、自分を洗脳させる

受けるすべての自治体を、心の底から第一志望だと思って受験してください。「ここは第一志望!絶対に入りたい!」という気持ちがなければ、面接官に見透かされます。


私は公務員以外に、民間就活も並行して行っていました。民間就活を初めて一番最初の会社で「民間は面接慣れのために受けるから正直結果がどうなっても良い。ここくらいの民間なら余裕っしょ」っていうマインドで受験したんです。


結果は不採用でした笑


表面的に取り繕った志望動機と業界研究では、深堀されたときに太刀打ちできず、最終的に面接官に「うちが第一志望じゃないでしょ?話していてわかるよ」って言われました笑


私の例は極端かもしれませんが、「第一志望じゃないから」っていう気持ちが心のどこかにあると、必ずどこか態度に出ます。サイコパスなら別だと思いますが、そんなの100人に1人とかですよね。


面接官も採用に多額のお金をかけているわけで、明らかに第一志望じゃない就活生を採用する程の余裕もありません。


心の底から、受ける自治体(民間)すべてを第一志望と洗脳してください。


(3) 苦手な人間と"こそ"積極的に交流を持ち、面接対策の練習をする

みなさん、コミュニケーション能力を上げる一番の方法はなんだと思いますか?


「気心知れた友人と朝までパーティ!」
「学部で人気の異性に積極的に話しかけて交流を持つ!」


とか色々あると思いますが

個人的には


苦手な人間、自分より年次が高く気を使ってしまう人間と積極的に交流を持つ


ことが一番コミュニケーション能力を上げる一番の方法だと思っています。


苦手な人間と話す時って、おどおどしてしまったり、明るく元気にふるまえなかったり、自信を持てなかったりしませんか?


実際の面接の場でも同じでして、面接官を前にすると、面接慣れをしていない受験生は、(普段コミュニケーション能力が高いと言われていても)その本領を発揮することが難しくなります。


公務員に限らず、今の段階から「ちょっとこの人苦手」とか「権威主義的で気に食わない」って思う人と積極的に交流をしておくことをお勧めします。


アルバイトでも、若い人が多いところよりも、年配の人が多く少し労働環境がシビアなところが一番コミュニケーション能力を鍛えられると思いますよ。


(4) 自分をいう商品の価値を高める

公務員の生涯賃金はおよそ2億円。


つまり、言い方がちょっときついですが、採用側からすると面接の場は「約2億円の投資」をするかしないかの取引の場所なんです。


「私には採用するだけの価値がある!」


と自信を持って主張出来るように、常日頃より自分の価値を高めていって下さい。


手っ取り早く、目に見えて価値が高まるのは外国語やITスキルですね。


大きな自治体の文化振興部署では、外務省や各国大使館とやり取りする事もあるので、語学が出来ると非常に強いです。


また、最近ではRPAの推進が行われてきており、ITスキルを持つ職員の確保はどの自治体にとっても喫緊の課題です。


あと、身だしなみには気をつけましょう。
貴方が採用担当としたら、見た目が不潔な人取りますか?って話です。


別にイケメン、美人じゃなくて構いません。


髪の毛をしっかり整える
とか
眉毛を整える
とか、当たり前のことをしていれば大丈夫です。

清潔感だけは失わないようにしてください。


面接官も人間です。清潔感ある中スペックと、清潔感が全然ないハイスペックだったら、余程後者が突き抜けたスペックでない限り、前者を採用するでしょう。

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