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#2【ベトナム&シンガポール旅行】ベトナム2日目〜盗まれたiPhoneを追いかける〜

お待たせしました!
ベトナム初日にタクシーの運転手に盗まれたiPhoneを盗まれ…
クチトンネルへ行く予定を変更し、iPhoneを追うことにしました。
今回はその時の様子をお伝えします!
iPhoneを盗まれた話は、#1をご覧ください。


急遽予定変更!!

旅行2日目の予定はクチトンネルに行く予定でしたが、iPhoneを盗まれた以上、このまま予定通り観光することはできない…
ということで2日目はiPhoneを自分なりに探してみる事にしました。

まずは新しいiPhoneを

iPhoneを探すと言っても、Googleマップやベトナムで主流の配車アプリGrabを使おうと思ったらやっぱりスマホが必要。
という事で宿のスタッフにiPhoneが売っている携帯ショップを教えてもらい、その住所を紙に書いてもらって出発。

iPhone取扱店に到着

ただでさえ購入頻度の低い携帯。まさかベトナムで買う事になるなんて思ってもいなかったので、なぜか緊張。
店に入るとすぐに店員さんが案内してくれて、機種の相談。
海外で購入したiPhoneはシャッター音が鳴らず、日本で売ると一定の需要があるので、今回購入する機種は帰国後すぐに売ってしまってもう一度新しいiPhoneを日本で購入しようと思っていたので、最新機種ではなくiPhone11を購入することに。
ちなみにお値段は約6万円…
痛い出費です。

ここからが大変…

これで安心!と思ったのですが、いざ連絡に必要なLINEやInstagramをインストールしてログインしようとすると2段階認証の嵐…
これは予想外でした。
しかもログイン認証可能なデバイス(パソコンやIpad)は持ってきていなかったので、その場ではどうにもできませんでした。

ここで思いつく。
母親とはメッセージアプリでいつも連絡を取っていることに!
しかもApple Watchは身につけていたので、音声入力を駆使すれば連絡を取ることは可能!
これは頼るしかないということで、機械音痴な母親に操作方法の説明からログイン認証の方法まで全てApple Watchを通じてやり取りし、なんとか必要なアプリにログインすることはできたのです。
本当に感謝!!

新しいiPhoneを手にして

まずは”iPhoneを探す”機能を使って場所の特定をしました。
すると現在地から3キロほど離れたところにあることが分かって少し希望が見えました。

宿から最寄りの警察署へ

自分ひとりでiPhoneがある場所に行くのは危険…と思ったので最寄りの警察署に行くことに。

最寄りの警察署(1区)

まずはベンタイン市場のすぐ近くにある1区の警察署へ。

keitooo「昨日の夜iPhoneをタクシー運転手に盗まれて…そのiPhoneがどこ
     にあるかは位置情報で見れるねんけど…」
警察官「その場所はどこ?」
keitooo「ここです(iPhoneを探すアプリで見せる)」
警察官「あー、そこうちの管轄じゃないからそこから一番近い警察署行って
    くれ」
keitooo「分かりました…それはどこにありますか?」

のような会話で紙にその警察署の住所を書いてもらい、行くことに。
なんとも冷たい対応で「これが海外か…」と痛感。
歩いて行くには少し遠かったのでGrabを使ってバイクタクシーを呼ぶことに。

2箇所目の警察署へ

7区の警察署

バイクタクシーで到着したのはこの7区の警察署。
1箇所目の警察官は英語が通じましたが、ここの警察官は英語が通じず、Google翻訳を使ってやり取りをすることに。

keitooo「すいません、昨日iPhoneをタクシーの運転手に盗られて、別の警
     察署に行ったらここに行ってくれと言われてきたんですけど…」
警察官「盗られたiPhoneの場所は分かるんか?」
keitooo「はい、分かります。(iPhoneを探すアプリで見せる)」
警察官「OK、ここからすぐ近くやから見に行ってみるわ。ちょっとここで
    待っといて」

20分後

警察官「行ってみたけど空の倉庫でどうしようもなかったわ」
keitooo「それはもう警察でも取り返すことはできないということです 
     か?」
警察官「まぁ、そういうことやな」
keitooo「そうですか…分かりました。ポリスレポートを書いて欲しいんです 
     けど、書いてくれますか?」
警察官「ポリスレポートはな、盗まれた現場に一番近い警察署で書いてもら
    わなあかんねん」
keitooo「そうなん…」

とまぁこんな流れでiPhoneが戻ってくることはなく、諦めてポリスレポートを手に入れることを決断。
ポリスレポートとは日本でいう盗難届のようなもので、旅行保険を申請する時に必要になるものです。
またこのポリスレポートの入手が大変で…

3箇所目の警察署へ

盗難事件現場近くの警察署(場所は曖昧)

再びバイクタクシーに乗って向かったのは最初の警察署と同じ1区の現場から近い警察署。
すでにこの時点で日が暮れ始めていて、かなり諦めモード。
ちなみにここの警察官も英語は通じませんでした。

keitooo「すいません、昨日iPhoneをタクシー運転手に盗まれて他の警察署
     に行ってみたけど見つからず、ポリスレポートを書いてもらうなら
     ココと言われて来ました」
警察官「ポリスレポート?お前ベトナム語喋れるんか?」
keitooo「いや、話せないっす」
警察官「ほんなら無理や。書いて欲しかったらベトナム語の通訳者用意して
    出直してこい」

「はぁぁぁぁ????」ですよ。
やる気のない日本では信じられないほどの対応で、さらにベトナム語の通訳者なんて通訳者なんて居るわけもなく。
ここで思いついたのが、最初に行った警察署の英語が話せる警察官。
あの人に頼めばいけるかも…!
警察官同士で話もうまく進めてくれるかも…!

再び宿から一番近い警察署へ

もう夜になっていて、これで無理だったら諦めようと決めいざ向かうことに。

keitooo「昼くらいにiPhone盗まれたって言いにきた者ですけど…」
警察官「あぁ、覚えてるよ。今度は何?」
keitooo「ポリスレポート書いてほしくて別の警察署行ったんやけど、ベトナ
     ム語の通訳者が必要って言われて…通訳してくれませんか?」
警察官「はあ?なんでそんなんせなあかんの。宿とか友達に頼めや」

iPhoneを盗られた自分も悪いですが、ここまで警察に冷たくされると本当に心がやられます。
もうこれ以上振り回されるのも面倒なので、ポリスレポートも諦めることにしました。

気持ちを切り替えて

『高い勉強代(新しいiPhone約6万円)になったと思おう』
『ベトナムの警察官は全然相手にしてくれない』
などなど勉強になったと思って切り替えることに。
いつまでも盗まれたiPhoneに執着していては、この先の旅行も楽しめない!
と思ったからです。
1日かけてiPhoneを追って警察署を何軒もハシゴしたこともいい経験と捉えることにしました。

最後に

これまでも何度も東南アジアに旅行していますが、ベトナムは少し殺伐とした雰囲気を感じていたのは事実です。
特に日本人は騙されやすいため、かなり狙われると多くの記事にも書かれています。
貴重品は絶対に他人に渡さない!
本当にこれだけは気をつけてください。
特にGrabなどで呼んでいない、向こうから話しかけてくるタクシー運転手は何か狙いがあって声をかけている可能性が非常に高いです。
お気をつけて!!

以上、iPhoneを盗られた人からの注意喚起です。笑

ちなみにこの事件があったからといって、海外旅行がトラウマになったわけではなく、たくさん出かけています。(その旅行についても追々投稿予定)
もちろんベトナムは不完全燃焼なので、リベンジ旅行に行きたいと思っています!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
Instagramにもたくさん海外旅行のことをストーリーを中心に投稿しているので、ぜひご覧ください。


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