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《お念仏だより#114》お月見しよう

月見○○という
テレビCMを見ると
お月見のシーズンだなと
思います。

旧暦の8月15日の夜、
ススキと団子を供えて
美しい十五夜の月を
でるのです。

この月を
中秋の名月といいますね。
今年は、9月29日です。


月の光は、
太陽と違って、
とてもやさしく
感じます。

阿弥陀如来の
やさしい慈悲の心を
月の光に例えたのは
法然上人です。

月影の
いたらぬ里は無けれども
ながむる人の
心にぞすむ

月影とは、
月の光のこと。

月の光は、
誰にも平等に
降り注いでいますが、

見上げた人しか、
そのことに気づきません。

阿弥陀如来も
全ての人を
優しく見守っているけれど、

自ら「南無阿弥陀仏」と
となえた人しか、
そのことに気づけないのです。

十五夜の月に
阿弥陀如来の姿を
重ね合わせて、

南無阿弥陀仏と
称えましょう。


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