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王菲「人間」 / 中島みゆき「清流」(2021年4月23日放送):コロナ禍の応援ソングとしても歌われた

2021年4月23日の放送では、新発田市上三光地区上三光集落集会場にて、【敬和×SDGsレポ】第一回で、上三光清流の会の小柳繁(こやなぎしげる)さんにお話をうかがいました。

というわけで曲の方は、中島みゆきさんの「清流」をオンエアしました。川の歌というよりは、川の流れのような、人と人の関係を歌った歌です。中島みゆきさんの曲はサブスク解禁になっていませんので、公式にはネット配信されていません。

こちらでは、中国語版のカバー曲王菲「人間」をご紹介します。「人間」もまた、人間のことを歌ったというよりは、人間関係のことを歌っている歌のようです。この歌は1998年に先にフェイウォンの歌として書き下ろされたもので、後に日本語の歌詞をつけて中島みゆきさんが歌っています。2020年には、新型コロナウイルスに苦しむ人々・社会のためにうたった、新たなバージョンがYouTubeで公開され、話題になっています。

2020年5月4日から10日まで、コロナ禍で苦境の中にいる人々へ向けて数百人のミュージシャンによるオンライン慈善公演「相信未来(未来を信じる)」が配信された。フェイ・ウォンは、数ある楽曲の中から『人間』を選曲し、常石塁とのデュエットで歌い上げた。


(台本から)

清流は、中島みゆきさんの25枚目のアルバム、1998年リリースの「わたしの子供になりなさい」に収録されている曲です。もともとは、中国の歌手フェイウォンのために中島みゆきさんが書いた曲なのですが、その後中島みゆきさんが自ら歌ったという形になります。日本語の歌詞は、男女の「わかりあえなさ」をうたっていて、「従わせても、心は手に入らない」というフレーズは、男性が女性を従わせているようなニュアンスがあります。わかりあえないなりに、清流のように流れていく男女、というようなイメージかと思います。
それでは聞いてみましょう。中島みゆき「清流」

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