「Casta diva」も登場する映画「私は、マリア・カラス」:一戸信哉の「のへメモ」20220430

4月22日放送の北嶋先生のインタビューでは、Filippa Giordano「Casta Diva」をオンエアしました。クラシックを現代的にアレンジした、クラシカル・クロスオーバーの曲でお届けしました。

私はドナルド・キーンさんのさまざまな業績をほとんど存じ上げず、自分の不明を恥じつつも、今回色々と勉強することができたのですが、ドナルド・キーンさんの著作の中には、オペラの話も多く登場します。実は非常にオペラへの造詣が深い方でした。

キーンさんの音楽評論の中で、特に絶賛されているのが、歌手マリア・カラスの歌劇Norma、その中でも「Casta diva 清らかな女神よ」です。なるほど探してみると、Spotifyなどでも配信されています。以下は1958年のパリ公演の音源。

マリア・カラスは「20世紀最高のソプラノ歌手」と呼ばれましたが、絶頂期は短かったといいます。不調の原因は、人間関係、スキャンダル、声の酷使など複数挙げられています。彼女の激動の人生は、作品の素晴らしさとともにたびたびとりあげられていますが、最近では2018年に「私は、マリア・カラスは」というドキュメンタリー映画が公開されています(ということを、私は今回知りました)。

noteを探して見ると、何人かの方が、映画やマリア・カラスのことを記事に書かれていました。



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