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MCエッセイVol.111「『無知』から学ぶ、社会人1年目」(田村千尋)

 皆様お久しぶりです、敬和キャンパスレポ元MCの田村千尋です!
今回は卒業生枠としてエッセイを担当させていただくこととなりました。卒業後のこと、仕事内容や仕事を通しての自分自身の変化などをお話しようと思います。

Web系システムを開発するプログラマーに


 私は今年の3月に敬和学園大学を卒業し、4月から県内のIT企業でプログラマーとして働いています。
プログラマーとはその名のとおり、コンピュータを動かす「プログラム言語」を使用して、システムをつくるためのプログラミングを行う職種です。似たようなものでシステムエンジニア、いわゆるSEという職種があります。一般的には、システムエンジニアとしての経験を積んだ後SEになります。
ここでSEの説明をすると長くなってしまいそうなので、SEの仕事内容や、SEとプログラマーの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!

 私が働いている会社では、市役所などの公共施設、学校などの教育機関、そして民間企業をお客様としています。その中でも私は、主に民間企業向けのシステムの開発に携わっていて、現在はWeb系システムを開発しています。Web系システムと聞いて、皆さんはどのようなものを想像するでしょうか?Web系システムとは、Google ChromeやMicrosoft Edgeのようなブラウザを立ち上げて使用するシステムのことです。具体的には、情報の入力や照会が可能なシステムを作っています。
 在学生の皆さんには、履修登録やシラバスの検索、成績の確認などができる、「GAKUEN UNIVERSAL PASSPORT」のようなもの、というとわかりやすいかと思います。

周りの力も借りて成長/いつかは教えられる立場に

 入社して2ヶ月間は自宅でオンラインの新入社員研修を受け、その後出社して2ヶ月ほど社内研修を行った後、実際の業務に入りました。
在学中は情報メディアコースを専攻していたので、ITパスポートや情報セキュリティマネジメントの資格を取得はしたものの、その過程で得た知識は業務に必要なほんの一部にしか過ぎませんでした...。環境も人間関係も変わり、わからないことだらけの日々で、初めはこの先やっていけるのだろうか...という不安でいっぱいでした。
 自分の性格として、今までは出来るだけ1人で解決しようとして限界が来てから初めて他人の力を借りることが多くありました。しかし、あまりにもわからないことが多すぎて、「自分1人じゃどうにもできない!」と思ってしまったことで、少し肩の荷が降りたのかなと感じています。良い意味で開き直ったことがプラスに働きました(笑)そこから、「手を差し伸べてくれた方の力は素直に借りる」、仕事に限らず、「考えても結論が出ないならとりあえず行動する、結果失敗しても経験値は増えるんだし!」という考え方が出来るようになったことは、この1年程で得た1番大きな知見です。
 上司や先輩の方々にはご迷惑をお掛けしていると思います。たくさんお世話になった分、この先後輩に教える立場になった時に還元出来るよう、経験を積み知識を身につけることを継続していきたいです。

余談:the quiet roomの菊池遼さんに


 余談ですが、現役MCとして最後にエッセイを書いたのはいつなのか気になり、敬和キャンパスレポのnoteを遡ったところ、ちょうど1年前の同じ時期でした(笑)

https://note.com/keiwacampus/n/n5551a117bebb


 その時のエッセイに、私のおすすめのバンドを紹介するプレイリスト企画を実現できて嬉しかったと書いていたのですが、実は後日談がありまして...1番おすすめのバンドとして紹介していた(ような気がする)the quiet roomのボーカル菊池遼さんに、プレイリスト企画の存在をお伝えすることが出来たんです〜!正直自己満足でしかないですが、ラジオ制作を経験してよかったと心の底から思いました(笑)

 皆さんが今何気なく経験していることも、どこかで生きる時や、経験しておいてよかったと感じる時が来るかもしれません。もちろん社会人になってから出来る経験もたくさんありますが、学生の皆さんには是非今しかできない経験をしてほしいと思います。

 とても長いエッセイになってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました!またいつか卒業生としてエッセイを書かせていただける機会があればいいなと思っています(笑)
 もうすぐ社会人2年目ですが、仕事もプライベートもさらに充実させられるよう、頑張りたいと思います!

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