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新作、ケニベルとは、



こんにちはkeniamariliaの座波です。
この度久方ぶりに新しい品の発表と相成りました、無事発表できましたことを非常に嬉しく思います。何より皆さまの温かく愛のあるコメントを多く頂戴でき感無量です、ありがとうございます。本日は短く、帯締めベルトのケニベル製作と仕様特徴のお話をさせてくださいませ。

まずkeniamariliaのテーマは「新しい和服のスタンダードを作る」ことにあり、すべては着物産業の発展、着物文化永続のためであります。

着物産業を知れば知るほど右を見ても左をみても危機的である状況であり、産業の発展のためには新たなスタンダードを、一反が着物以外の道をつくらねばと「着物」に焦点を当ててデザインをしてまいりました。そして新たな反物のプロジェクトも徐々に進めていく中でそもそもの材料である「絹糸」の生産、輸入、消費量という壁を改めて突き付けられました。

織ることだけに焦点をあてても守れないものがあると思いもっと絹糸からその先の選択肢を広げなくてはいけないのではと感じていたとき、ひょんなことから帯締めの職人さんと出会い、生産工程の歴史や現状のお話を聞きました。帯締めも例にもれず着物と同じ原材料であるなら、生産が危機的であるならこれはkeniamariliaとしてやっていく意義があるという確信のもと今回のお品が生まれました。

正直着物以外のことをやるのに葛藤はありました。焦点がブレてるのではないか、違う道に行ってないか、そもそも受け入れられるのかな、本当にたくさんのことを考えました。しかし私にはこれも一本の道の上にあると確信をしたので踏み出しました。

帯締めをより日常生活や現代の洋服に合わせられること、和装と両用できることが条件
はじめに今回のケニベル製作には和裁士でもありカジュアル着物ブランド巧流-call-の代表でもある元山巧大さんに全面協力をいただいて完成いたしました。

12月15日20:00リリース
12月15日20:00リリース

【ケニベルトの仕様】
両ベルトの金具の返し留め縫いと二本ベルトの間のつなぎ合わせは全て、和裁士による手縫いです。

【二本組ベルト】
洋服にも合わせられるベルトとなるとホールド力が必須だったので当初の段階から二本繋ぎあわせることは絶対条件でした、しかしこれをつなぎ合わせるミシンが存在しなかったのです。
 いくつか候補に挙がったミシンはあったのですがどれも表に縫い糸が現れてしまい帯締めの美しい織りを邪魔してしまうものだったので却下としました。
 となると手縫いしかないと、しかしただ手縫いでもまっすく繋ぎあわさらないといけないと考えていたとき和裁士さんの垂直縫いの技術が浮かびました、等間隔で細かくしっかり縫い付けをし、かつ表に糸が出ないよう仕上げました。
 たっぷり贅沢に帯締め二本分の織りを楽しめます。金具はしっかりホールドさせなるべく隙間が埋まるDカンを採用しました

二本組ケニベル
二本組ケニベル


【長所/短所】
幅3cmから4cm前後の平織りのためホールド力は強いです。
 しっかりホールドするのでお手洗いなどのお時間には余裕をお持ちくださいますようご注意ください。付けてる際の緩みも立ったりる座ったりを繰り返したりしてもさほど気にならず、ベルトとしての機能が強いです。反面慣れるまで少し外しづらいかと思います。また絹の天然素材は水に弱いため濡れた手で触れぬようお気をつけください色移りの可能性がございます

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【一本組ベルト】
そのままの帯締めの織りの美しさを日常に取り入れるため、本来の帯締めをそのままベルトに加工しました。しっかりお着物とも両様でき、ワンピースの上からウエストマークしたり、ベルトと重ね付けしたり、帯締め本来魅力をそのまま洋服にも併用できるお品をつくりたく一本組のデザインをしました。様々な幅や太さにも対応できるよう、付けたときの角度が気にならないように丸リングを採用しております。

一本組ケニベル
一本組ケニベル



【長所/短所】
ホールド力は二本組よりソフトですのでワンポイントの飾りやウエストマークやベルトと両用されるのがおすすめです。ホールドはしますが一本幅1,5cm前後ですのでベルトの用途を満たすには少し細いものです。アクセサリーのようにご利用おすすめです。同じく絹の天然素材は水に弱いため濡れた手で触れぬようお気をつけください色移りの可能性がございます



【工程】
①水浸し、洗い
まずは本来の色艶を取り戻すためしっかり水につけ洗いし表面の埃を落とします。この時ふさも洗い整え陰干しをします。
(この時互いの色に反応をし色落ち色移りの可能性があるので一本一本洗います)
②織りを整えるプレス
乾いたら全体の歪みを治しながらプレスをして整えていきます
(これも互いに反応しないよう一本一本丁寧に行います)
③糸選び
繋ぎ合わせるとき糸は表に出ませんが帯締めの色に合う色を一点一点選びしっかり合わせていきます。
④縫い合わせ
縫い合わせは1cm間隔では緩く0.5mmではキツすぎて縛りが悪くなるのでちょうど良い等間隔で渡し縫いでしっかり2本ホールドします。金具の口も目立たぬようしかししっかり手縫いで縫い込みます。
⑤ふさの整え、長さ合わせ
総もブラッシングしながら丁寧に整え、左右の長さも揃え、ふさ先の糸もカットして整えます。二本組は長さが揃わないのでこの時長い方の帯締めで新たにふさを作ります)
⑥プレスで全体を整える
最後に縫い合わせの歪みをしっかり取るためプレスをし最終チェックをしてようやく完成となります


和裁士の技術協力を得て完成しましたkeniamariliaの帯締めベルト、価格は以下の通りとさせて頂きます。

【二本組】 ¥13,800~(税込)
【一本組】 ¥8,800~(税込)

発売日
【12月15日20:00より】

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