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盆栽#18 H氏と対面と文人木の進化

H氏から盆栽教室?みんなで集まって盆栽を触る会があるから来てみない?と声をかけられて行ってきました。どうしても針金のかけ方を知りたくて
H氏に直接会ってお礼を言いたくて。

H氏は想像していたよりもグッと若い、会に来ていた方はもれなくおじいちゃんと呼ばれる方々。人生の先輩ですね。完全に。

そこで連休中に手がけた文人木を見せることに
H氏にがぐるっと見回すと一言「これは正面が違う」

なに!!!??

どういうこと?

写真でみてもわからなかったそうで、
盆栽には正面と裏面がある。

正面とはその盆栽が最も魅力的に見える位置のこと一般的には木が前に向かってお辞儀をしている方向が正面になるそうで、H氏に送っていた写真では奥行きまでみれないので現物見た時点で
「お辞儀をしていない!」と気づき正面を教えてくれたのだ。

つまりは正面がそもそも違うので正面に合わせて作り直そうとH氏が言ってくださった。
まずはH氏の指示に従いせっかく巻き巻きした針金を全部切ることに、この作業がとても大変だった。針金切りを貸してくれのでなんとかなったけどペンチじゃ辛かったなーと。いつか工具買いたいな

全部針金を取り終えてから正面の確認そして丁寧に教えてもらい巻直していく。綺麗に巻けると枝を下におろしてもしっかり固定される。木を下げるということではなく、針金を下げるイメージ。

これが自分でつくった盆栽

これが正面を替えさらに枝を落としながらH氏と一緒に手がけた盆栽がこちら

つまようじは正面だという目印

たしかに素晴らしい。曲がしっかりと見え古木、特有の下げ枝も表現できている。

植え替えは今年してしまったので木の負担も考え来年までおあずけ。

丸鉢を探しておこう。

H氏に感謝。文人木の深みにはまっていく

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