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未経験者はどんなポートフォリオを造ればいいのか?

こんばんは、からです。
今回、未経験社でフロントエンジニア、WEBコーダーになるためにどのようにして、どんなポートフォリオを作ったのか?
またその後の流れについて説明していければと思います。

実際に作ったポートフォリオ

僕自身は20代後半、業界未経験という決して良くない条件の中、
3か月+αの学習でWEB制作系企業のWEBコーダー、フロントエンドエンジニアとして就職することができました。

作ったポートフォリオのサイトですが、結論から述べると、
・大学資料請求フォーム(html,css,php)
・名前を入れたり編集、削除ができる顧客情報管理WEBアプリ(html, css, PHP, SQL)
・歯医者のサイト(html, css, jQuery, vue.js)
・上記のサイトをまとめた顔となるサイト

ポートフォリオサイトにて画像にリンクを載せたりする人も多いのですが、
サイトを操作している動画を撮影して<video>タグでそのサイト上で動画として見てもらうのも一種の戦略かと思います。

実際に自分は、面接中にポートフォリオのサイトを開いてもらい、動画を再生して具体的にどういう動きができるサイトなのかを確認してもらいました。単にURLを渡すよりも効果があります。

大学のサイトに関しては、そのまま見た目を真似ました。
もちろん、完全に同一にするのは良くないため、文言や色などを変更することがおすすめです。

顧客情報WEBアプリ

PHPデータベースを使いました。データベースを実際に扱うのが初めてだったため、各ポートフォリオの中で一番苦労しました、、、ただ、PHPなどを扱う以上はデータベースを扱えて当然と見られるため、エンジニアとして就職するためにはここは避けて通れない部分です。

歯医者のサイト

実際の歯医者のサイトを模倣しました。
こちらはフロント側(html, css, jQuery)のみで作成しました。
ただ、それだけではアピールが難しいため、Vue.jsでカルーセル(画像がスライドするやつ)を実装しました。

レスポンシブ、スマートフォン対応必須

レスポンシブ、スマートフォン対応も対応必須です。
なぜなら、SEO的にSPサイズに対応していないとGoogleのSEOに弾かれてしまうため、必須扱いになったからです。

フレームワークは使うべき?

Twitterなどで情報収集をしている人ならご存知であろうBootStrapやPHPのMVCフレームワークであるLaravelなどを使ってポートフォリオに組み込むべきか、それとも生のコーディングのみでポートフォリオを作るべきか?という疑問が未経験の方には生まれると思います。

結論から言うと、どちらも作った方がいいです。

最近のエンジニア未経験採用の事情なのですが、フレームワークは正直コピペでそれなりのサイトが作れてしまい、「フレームワークは使えるけど実際に採用されたら言語の基礎を理解していない」ことが発覚し揉めてしまう……なんてこともよくあるそうです。

そのため、「生でも書けるしフレームワークを使ったモダンな開発もできる」というアピールをするためにも、両方のポートフォリオを作るべきです。

画像について

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使用する画像に関しては、著作権フリー素材を扱ったサイトから利用させてもらいました。中でも「ODAN」が有名です。

どのくらいのスキルが求められるのか?

ここではWEBコーダー・フロントエンジニアの職種について述べます。
HTML,CSSで実際にコーディングができて、かつPHPといった何かしらのプログラミングが基礎でもできるのであれば、WEBデザイナーと異なりデザインのコンセプトなどの説明までは求められません。

また、アニメーションなど動きを付けるのによく使われるJavaScript, jQueryは正直コピペで作れてしまいます。
もちろん理解してゼロから書けることに越したことはないですが、スピードを重視されるのであれば、そこからポートフォリオ作りに入って良いと思います。

GitHubに登録する

僕の場合、転職活動の1か月目ではうまくいかなかったため、
・Laravel
・Vue.js
・Git

といったフレームワークや、開発環境関連をほんの少しのレベルですが、
やらないよりマシだろう精神で勉強してポートフォリオに反映させました。

そこから徐々に書類選考の通過が増えていきました。
そのため、現時点でのスキルが足りていないと感じた場合、少しでもいいので新しい分野を学び、ポートフォリオに反映させたり、「今は〇〇を勉強しています!」とアピールすることは重要だと思います。

僕自身、Laravel, Vue.jsを学習して簡単なメモアプリを作ったり、GitHubにアカウントを作り、コマンドでpushするなどを行いました。

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特にGitHubは、ここ近年では利用は必須であり、アカウントが無い時点で書類選考で落とされることも多々あるそうです。

IT・WEB系転職会社に登録をする

転職会社ですが、個人的にはワークポートがおすすめです。
未経験でも独自でHTMLなどの基礎を教えるスクールを持っており、30代前半までであれば未経験でも転職を成功させているようです。
当然、20代といったより年齢が若い世代であればより良い条件の紹介も多くなると思います。

他にもレバテックギークリーなどありますが、20代中盤以降の未経験の場合は、書類の通過が難しくなり、良い求人を紹介してもらえる可能性が低いです。

そして職務経歴書、転職サイトの自分のポートフォリオのページにURLを掲載しましょう。GitHubのアカウントとポートフォリオまとめサイトの両方がおすすめです。

また、未経験で年収400万円以上などの高い条件であったり自社開発企業に拘ると、それだけ求められるレベルが当然上がりますが、自分に許された時間の中で最高の結果が出るといいですね。

それでは。

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