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ガラスぐい呑みによるNFTコレクション【ReGlass Project-Guinomi-】の詳細と想い!


【ReGlass Project  -Guinomi-   運営方針】
●1点モノで制作しているガラスぐい呑みをNFTにしていきます。
●コレクションの上限点数は決めず、納得のいくガラスぐい呑みが出来次第NFT化していきます。(最初は制作済みのぐい呑みをNFTにします。)
●NFTは現物の所有権&交換券とします。
●交換期日以外は交換出来ないものとします。
●1000点制作したら個展がしたい。
●その時に交換を検討中。
●それまで作者の私が管理します。

《ぐい呑みNFTホルダーさんの特典》
▪️展示会やイベント出展の際に展示をして、ホルダー様の名前を記載します。

はじめまして。
ガラス作家のkemuと申します。

ガラス工房に勤める35歳、1児の父です。
仕事では建築の装飾ガラスの制作や記念碑、特注の照明などの制作をしています。

仕事と家事育児のかたわら、作家としての制作もしていて現在は1点モノのガラスぐい呑みを職場の廃材を利用して創作すること没頭しています。

ぐい呑み制作は2年半前から始めていて、制作風景や
完成したぐい呑みをインスタグラムで投稿してきました。

NFTのことは2021年の5月頃に知り興味を持ちました。

NFTの販売売り上げや、2次流通のロイヤリティを工芸の新しい収入源にできないだろうか。
工芸における意味のあるNFTとは何だ。
と考察していました。

そこで1点モノでずっと制作してきたぐい呑みとNFTは相性が良いなと思い、制作していたぐい呑みを撮影、編集してNFT化を試みました。

現在は10点ほどNFTにしてます。

 唯一無二のぐい呑みを欲しい人、その価値を一緒に高めていきたい人、ぐい呑みを使って一緒に事業をしたい人に是非ホルダーになって貰いたいです。

【ReGlass Project  -Guinomi-】


クラフトフェアでのNFTにしたぐい呑みの現物の展示風景。
右上のぐい呑みのNFTオーナーは@uminchu11さん。
2022/5/21.22 ちんゆいそだてぐさ 奈良市大和郡山
(コレクション名は当時のもの)

ガラス作品の展示販売の様子。
ぐい呑みを非売で展示して、ガラス作品(ペーパーウェイトや豆皿、吹きガラスの器、アクセサリーなど)を展示販売しました。

〈NFTをなぜやるのか?〉
・一点物ぐい呑みをブロックチェーン上に記録して、自身の制作したぐい呑みを永続的に記録したいから。
・今後の事業展開のデータベースにするため。
・一風変わったぐい呑み制作を楽しんでもらえる人達のコミュニティを作りたい。
・NFTを工芸作家の新たな収入源にしたい。

〈ガラスぐい呑み制作を始めたきっかけと目指す所〉
一点モノのガラスぐい呑みは職場で出てくるガラス廃材を使用して制作しています。 
工房の仕事で毎日のように出てくる毎度違う廃材。
使いきったら無くなるので量産できず商品作りには向きません。

どうにか活用できないかと長年思案していました。
ふと試しに廃材を焼き固めて吹きガラスでぐい呑みを作ってみたことがきっかけに、ぐい呑み制作にはまっていきました。

いろいろ思考錯誤しながら制作しているうちに、誰もやってない制作技法にたどり着き、今までにない多様な模様や形が作れるようになってきました。

この制作は今では廃棄されるガラスの削減と、ガラスぐい呑みの新しい表情の開拓を目指した制作となっています。

不足の美、侘び寂び。一期一会の一点モノの出会い。
その時にある材料で感じるままに制作しています。
(ぐい呑みの制作技法はガラス業界内では誰もやってないオリジナルな制作方法です!)

とにかく目標は、唯一無二のぐい呑みで世界を唸らせたいのです!!
とにかく楽しんで制作をしてるので、かつてないガラスぐい呑みの制作をみんなに知ってもらいたい、新たな可能性を一緒に見つけていきたいです!

〈今後の展望〉
料理屋さんや居酒屋さんに現物ぐい呑みを貸し出しして、お店で実際に使えるようにしてもらう(販売はしない)。
それをインスタグラムで宣伝して、集客のお手伝いをしつつ、お店で使ってもらうことによってぐい呑みの認知とファンを作っていきたい。
→日本各地の料理屋さんにぐい呑みが貸し出せたら、ぐい呑みの現在地マップを作りたい。
→実物のぐい呑みでお酒を飲む為に料理屋さんに足を運ぶようになれば嬉しいですね。

飲食店を経営されている方でNFT売買の知識がある方で、ぐい呑みをお店で使ってもらえる所がありましたら連絡お待ちしています!

・現物ぐい呑みを用いた企画の案は他にもないか思案中。なにか良いアイデアあれば提案募集しています!

・3Dスキャナでぐい呑みを3Dデータ化してホルダーさんにGiveaway。
・現物を売らない代わりに3Dプリンターで複製を作って使えるぐい呑みとして普及させたい。

〈デジタルグッズとしてのNFT〉
1点モノNFTとは別にデジタルグッズとしてのNFTコレクションも制作しました。【https://opensea.io/collection/dcgs

Giveaway用に10万点発行したNFT(ポリゴンチェーン)
ポイントやクーポンのように使うことも検討中。

 工芸作品が好きな人にとって工芸品は手に取って使えることに価値があり現物があってこそです。
しかし良い物だからと言って全部買うわけではない。
例えばお店に見に行って良いなと思っても高額で買えないとか、自分には使う予定がないとかとか。

NFTが作品や商品を見た後の思い出や記憶に残すために、ポストカードを買うような感覚で手に取って貰えるモノになれば嬉しいです。

良いと思った作品の作者の制作の応援や支援の為と思ってNFTを買う文化ができれば更に良いと思います。

自分の好きな工芸作品や作家を明示するツールとしてNFTを買い、ウォレットデザインを楽しむと言う未来が来るのも楽しみです。

〈終わりに〉
NFTの主流は今はイラストやアートですが、NFTやブロックチェーン技術の工芸分野での使い方を切り開きたいです。
ガラス制作では誰も作ってなかったり、やって無いことをする方でした。
NFTも未開拓な技術で新たな可能性に満ちていてワクワクさせられます。

自分に出来るNFTの可能性を提示していきます!
よろしくお願いします。
新しい物を楽しんで今を生きよう!

田村憲司  Kenji Tamura

〈略歴〉
・1987年山口県萩市に生まれる。
・中学生の時の職場体験で訪れた萩ガラス工房でガラス工芸に興味を持つ。
・大阪芸術大学美術学部工芸学科ガラスコースに入学し、ガラスの技法をひと通り学ぶ。
・2010年大学を卒業後、奈良ガラス工房に勤める。
・工房の仕事をしながら休憩時間や仕事後の時間で自身の作品を制作し、ガラス作家として展示販売を行う。
・2020年 非売での一点モノぐい呑み制作を始める

 ガラスぐい呑みの制作には主に電気窯でガラスを焼いて熔かす「キルンワーク」と、ダイヤの砥石でガラスを削って造形する「コールドワーク」と言う技法を駆使してひとつひとつ手作業で制作しています。
 初期のぐい呑みには窯で熔けたガラスを鉄棹に巻き取り息を吹き込み成形する「吹きガラス」の技法も用いています。

 ガラスの透明感と冷たさ、熔けたガラスの柔らかさや躍動感。陶器ような温かみ、釉薬の掛かった味わい。
鉱物のようなシャープさ。日本の茶陶に見るワビサビの表現。自然の情景や色彩。
等、様々な視点から今までにない器を目指して制作しています。

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