1分間君主論

書籍名:1分間君主論
著者:ニッコロ・マキャヴェリ齋藤孝監修
発行所:SBクリエイティブ株式会社
初版発行日:2018年6月15日
入手先:旭川市神楽図書館
読了日:2018年10月21日

目次(コンテンツ)

第1章 優れたリーダーは「巧みに振る舞う」
第2章 強いリーダーは「黒い心理術」も使える
第3章 賢いリーダーは用意周到である
第4章 一流のリーダーは「戦争」がめっぽう巧い
第5章 慕われるリーダーはイノベーターである
第6章 結果を出すリーダーは断固決断する
第7章 頭のいいリーダーは部下の頭も酷使する
第8章 本物のリーダーは運に頼らず運に乗る
第9章 良きリーダーは懐が果てしなく深い


本書の内容

本書の元となった「君主論」はイタリア戦争で混沌としていた時代(ルネサンス末期)に小国フィレンツェで書記官・外交官として活躍したマキャヴェリが、自らの経験とローマ時代の歴史から導き出したリーダー論。マキャヴェリズムは「目的のためには手段を選ばない」として捉えられるが、「君主論」は理想論だけではないドロドロとした現実を鑑みた上での統率術と言える。

君主(リーダー)であるためには優れた理想を持った聖人なだけでは全くダメで、民衆に対して狡猾に立ち回り、時には非情になることも必要で、そして断固とした意思と行動が必要といった意味「あたりまえ」なことを、この上なく「身も蓋もない表現」で記している。

「身も蓋もない表現」とは、民衆の持つ愚かな性質・・・「民衆の記憶は案外短い」とか、君主には人を欺く術が必要・・・「しかし人からはそう思われないよう欺くのも君主の心得」とか、君主はとにかくイノベーターでなければならない・・・「反対者の説得が出来なければ叩き潰せ」とかと言った具合。

本書はそういった「身も蓋もない統率術」を、ひとつの論点・見開き1ページ・1分間で読めるよう取り上げ、当時の時代背景や、現代の人物(スティーブ・ジョブズ元アップルCEO、丹羽宇一郎元伊藤忠商事社長など)とともに解説する全77論。

■要点
・「君主論」が教えるのは人間の赤裸々な本質で、リーダーの表に出せない統率術
・知恵と力によって運命の幾らかは変えられるし、その力がなければ組織や国を率いていくことは出来ない
・理想と現実のどこに自分の居場所を見つけるか・・・君主論はそれを示してくれる


私の感想

ブックレビュー・希望の資本論と同様に、「君主論」もこちらのマンガシリーズでエッセンスを学びました。面白く分かりやすくてオススメですよ♪

君主論 (まんがで読破)ーマキャヴェッリ

会社組織にしろ政治にしろ、リーダーたる人物はいい人・優れた人だけではダメで、逆に厳しい人だけでもダメなことは身をもって感じている。しかし何がどうダメなのかボンヤリしている点を本書はビシっと説明してくれてるように感じました。

多少(いやかなり?)民衆をバカにしたような表現もありますが、500年以上経った今でも民衆ってあまり変わってないかもな〜と思う場面もあって面白いです。

「君主論」は君主(リーダー)のための統率術ではあるけど、民衆(組織でリーダーに導かれる人)も読んでおいて損は無いと思う。君主(リーダー)は何を意図としてるのか、ただ思い通りに動くのではなく、周囲の雰囲気に流されるのではなく、何が正しいか自ら考え、正しくないとしたら自分はどうしたら良いかを考えるきっかけになる本だと思う。

君主(リーダー)じゃなくてもやることは色々あるし、幾らかの運命は変えられる!


--------------------
ken2を気軽にフォローしてください♪
━━━━━━━━━━
■北海道・移住ブログ " nokotoblog ” もよろしくね!
https://nokotoblog.com/
■Twitterもよろしくね♪
https://twitter.com/nokotoblog
■Instagramもやってます♪
https://www.instagram.com/nokotoblog/
━━━━━━━━━━

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

役に立ったよ!面白かったよ!な〜んて思われた方は投げ銭頂けると嬉しいです。たぶんまた何処かへ投げられると思います♪

なまらありがとう!引き続きけっぱるべさ〜♪
1

ken2@無職2.0

ブックレビュー

主にビジネス・テクノロジー・社会関係本の読書記録です。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。