禁止のデザイン

デザインの気付きについて。
街中や施設によくある駐車禁止や禁煙など禁止の標識やステッカー。

この禁止のデザインを観察していると、2パターンあることがわかります。


1つ目は、禁止する要素のアイコンがクロスする線の下にくるものであるということです。
禁煙のマークでよく見かけるのは、タバコのアイコンが下にきているものです。このデザインだとタバコがダメという意味合いをとても強く感じます。


2つ目は、禁止する要素のアイコンがクロスする線の上にくるものであるということです。このデザインだと禁止の意味も伝わってきますが、アイコンの持つ意味がわかりやすく伝わってきます。

禁止のサインデザインでよく見かけるのは、この2つです。
でも、なぜこの禁止のデザインが同じようでも2つになったのでしょう。

考えられるのは、アイコンの見やすさという問題だと思います。
クロスする赤線の下にアイコンがあると、打ち消す・禁止する意味合いがとても強くなります。しかし、赤色が強い影響でアイコンが何を表現しているのか伝わりにくなってしまします。

特に瞬時に認識しなければならない道路標識に関しては、赤線の上に自動車のアイコンや矢印が表示されるようになっています。

http://www.mlit.go.jp/road/sign/sign/douro/ichiran.pdf


何気なく街中に存在する規制や禁止の標識やステッカーですが、デザイナーの工夫や伝わりやすさの意識がとても反映されているものなんだなと気がつくことがきました。

この禁止のデザインについては、伝わりやすさとともに、使われるシーンや場所などを想定されたもので一概にどっちがいいとは言えないと思っています。

強く禁止を伝えるのか、見やすく禁止を伝えるのか。どっちがいいデザインなんでしょう。
今後のサインデザインや訪日外国人が増える中のピクトデザインを考える上で大切なことだと思いました。



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デザイン視点で見てみよう!

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