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中国の若者とアクエリアン・コンスパイラシー

今日、録画していたNHKの番組「激動の世界をゆく-巨龍中国の素顔を探して-」を観ました。

結果、今の中国は国家による監視社会において、若者達は「私たちにプライバシーは無い。」と言い切っていましたが、全く権力に屈していないということが良く分かりました。

つまり、若者達は監視社会を前提として受け入れた上で、直接的な表現を避け、民主化や自由な自己の実現を自然に力まず逞しく上手に進めています。
これは、かつて読んだアクエリアン革命(The Aquarian Conspiracy)という本に書かれていた「透明な知性」と同じだと思いました。
「透明な知性」を持った人、すなわち民主化や自由な自己の実現が当然の時代の流れだと『気付いた人』同士が繋がって「新しい中国になる」という感じがしました。

こうした流れが、ある臨界点を超えると、「新しい中国」に留まらず、「新しい地球」という地球を一つの生命体として捉えたジェームズ・ラブロックのガイア仮説が事実となるのだと実感しました。

このため、実はアクエリアン・コンスパイラシーの鍵を握っているのは、国家の監視によって自由や自己実現を切実に考え抜いたことで、その思想を深めた中国の若者なのではないか?と思いました。

早くその臨界点を超えた新しい地球、ガイアを見たいと思いました。

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