聖徳太子の夢と奈良の“奈”

1,200年前の聖徳太子の夢、それは「慈悲の心で満たされた菩薩の住む仏国土の実現」と言われています。

聖徳太子の夢、日本人がほんとうに望むもの、それを実現するために瞑想を行なっていた場所が「夢殿」です。

「夢殿」は日本人の学問の源流、奈良の法隆寺(創建時、法隆學問寺)にあります。

とこで、この奈良の「奈」という漢字を分解すると「大=小」となり、それが一つになっています。
最も大きいものと最も小さいものは同じ。∞と0が1つである、つまり、0=∞=1が漢字で表現されています。
奈良はまさしくそんな0=∞=1の価値から大和の国を作っていった最初の土地と言えます。

聖徳太子も「夢殿」で0=∞=1の場からやがて来たる仏国土に想いを馳せていたのかも知れません。

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