目覚めと眠り、夢の秘密

目覚めと眠りと夢について、ヴェーダの視点からその秘密を説明したいと思います。
まず、人間の意識状態はいくつに分類できるでしょう?

TM(超越瞑想)では大別して人間の意識状態は以下の4つあると説明しています。
①目覚め
②眠り
③夢
④超越意識

超越意識とは、禅などで言う「無」の境地です。
相対、つまり認識する対象を知覚する日常の意識に対して、認識する対象が無く絶対しか無い意識、それが超越意識です。

瞑想を習慣とすることで、この超越意識の体験に慣れ親しんでいきます。
これによって、普段の目覚めた意識状態では認識していなかった「絶対しか無い意識」が目覚めた状態でも定着してくるのです。

そして、やがて絶対が私たちの意識のなかに確立され、いつも「絶対と共に在る」状態になります。

また、目覚めの状態からみれば眠りの状態は、時間の無駄だと思ってしまいますが、眠りは、快適な目覚めの元となります。しかし、それぞれが互いに支え合っていることが分かります。
ですから、目覚め、夢、眠りの状態が自然に連続して起こるのです。
絶対が私たちの意識の中に確立されると、目覚め、夢、眠りが来たり去ったりしても、絶対は全く邪魔されることなく、ずっと在りつづけるようになるのです。

ところで、目覚めの意識では、私たちは相対世界だけに開かれていて、絶対世界には開かれていません。
また、超越意識においては、私たちはただ絶対だけに開かれていて、相対には開かれていません。

そして、実は相対世界と絶対世界の間に在るのが眠りと夢なのです。

更に、ヴェーダでは純粋意識を超える高次の意識があるとされています。
God consciousness
Cosmic consciousness
Unity
の3つです。

この3つの意識が眠りと夢と目覚めの各意識と実は強力に関係しているのです。

この関係性については公開してはいけないので、本当の秘密です(笑)。

素晴らしく驚異的なこの関係性の秘密を知りたい方は、TMの瞑想を習って体験するか、もしくは、nTechの次元の概念を論理的に理解するかどちらかの方法をお勧めします

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