スポーツドクター

課題は同じようで進んでいるけど、知ってるつもりになると頭を働かせなくなる

「20年前と問題が変わってないじゃないか」

色々なところでよく言われる指摘。
たぶん、間違っていない。それくらい、根底にある課題なのかもしれない。

スポーツ医学という分野の中でも

前十字靭帯損傷
眼の話(スポーツ・ビジョン)
摂食障害
ドーピング
インプラント
成長期の投球障害

他にも以前から定説のようになっていることと最近の知見の戦いや、指導者との関係。これらは現代でも通じるものがとても多い。

上にあげたタイトルは、「スポーツ医(スポーツドクター)」という20年ちょっと前に描かれていた漫画の中で出てきたトピック。まだ勉強を始めて間もなかったころ、偶然本屋で見つけて購入した記憶があります。

20年たった今も、上記に挙げた内容のトピックは消えることがない。
だからと言って進んでいないわけではもちろんなくて、その研究も進んでいて新しい知見もたくさん蓄積され、さらに実践でもいろいろな試みがなされている。

それを「知ってるよ」とか「昔から変わらないよね」なんて言い捨ててしまったり、知っているつもりでいることが一番怖い。それなら無知な方がある面でいい部分もあるかもしれない。

なんとなく、知っていると思ってしまうことへの怖さ。
Facebookでの過去の投稿でこの画像を見て、懐かしさもありながらそんなことを思うのでした。



読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。