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ラグビーワールドカップでの試合出場歴~RWC2019調べ-1~

RWC2019の登録メンバーが公式サイトにアップされていたので、そちらのデータをまとめたものを紹介していきます。あれ?って思うような、誤記かなというところもありますが、明らかに違う以外はそのままです。
また、名前、ポジションはサイトのものですが、身長や体重などの数値は手入力なので、もしかしたらミスがあるかもしれません。


全選手平均データ

身長:185.8cm,体重:102.7kg,年齢:27.4歳,RWC試合出場数:2.01

これだけでは全然わかりませんので、もう少し掘り下げます。

年齢分布

RWC2019年齢分布改

最年少は19歳、そして最年長は38歳。20歳以下の選手と35歳以上の選手を抽出しました。

RWC2019 U20選手

RWC2019 Over35選手

日本代表のルーク・トンプソン選手、38歳で最年長ということになるようです。W杯メンバー選出歴も4回、日本代表でも最多タイです。

ポジション別年齢分布

RWC2019ポジション別年齢分布

試合出場数

各国代表としてのテストマッチではなく、RWCでの出場試合数がカウントされています。全620選手のうち、出場経験がない選手が374選手(全体の60%!)予想以上に多かったです。

0試合:374人,
1-5試合:158人,
6-10試合:67人,
11-15試合:19人,15試合超え:1人

出場経験がある選手で平均を改めて算出してみると、平均5.1試合。

最も多く出場しているのはAustralia代表のADAM ASHLEY-COOPER(アダム・アシュリークーパー)選手で17試合。日本でもお馴染みの選手ですね。

RWC試合出場数(2015まで通算)

ポジション別RWC出場試合数分布

RWC2019ポジション別試合出場数分布

この数字にはチームでの戦略もあるだろうし、チーム成績も当然関わってきます。そのあたりまでは置いておいて単純に経験値ということで。RWC登録大会数と試合数の両方を比較できるとよりいいですね。

チーム別RWC出場試合数

チーム別でワールドカップに出場した試合数の人数分布が以下の通り。右端はチームとしての総試合出場数(代表の総Cap数と同義)になります。

RWC2019チーム別試合出場数

チーム成績にもよりますが、現行システムでは1大会で最大7試合。
10試合を超えるというのは少なくとも2大会、多ければ3大会以上ということになりますね。それだけ長くトップでプレーしているということになります。中には返り咲きということもあるかもしれません。


読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。