電子カルテのUI/UXを考える その6

紙カルテは数日分の記事を一度に確認できるため、例え主治医でなくても患者さんの経過を把握しやすいというメリットがあった。ところが、電子カルテでは前回の記事しか表示されないため、カルテを開いただけでは経過まではわからない。

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そのため、過去の記事に素早くアクセスできるように、記事が登録された日付のリストが用意されている。しかしながら、リスト上の日付を順にマウスでクリックして記事の内容を確認していくのは、はっきり言って面倒で疲れる作業である。

もし、矢印キーを使って記事を切り替えることができれば、もっと楽に昔の記事を確認できるようになるのではないだろうか。ユーザーの疲労を軽減するためにも、頻回なクリック操作が必要な場面では、キー操作にも対応してもらいたい。