モバイルギークガジェット続報 NUC電源周り特集 PDバッテリ駆動編
のシリーズで、メインモバイルマシンとして愛用しているNUCの電源について、特にPD(PowerDelivery)についてエントリします。
これはなかなかネット上にも情報がなく、実際自分も試行錯誤した結果なので参考になることもあろうかと思います。
ガジェットギークセットとしての俯瞰図としては、青いフォルダー入れみたいなセカンドバック的に持つやつがあり、メインのジムバックの中で小分けしている100円ショップで買った200円の入れ物があります。
青いカバンにはポケットがあり、その中に最近また新しく買ったRavPowerのバッテリ同個体2つが入っています。
前までは
でしたが、45Wです。
数ヶ月前購入時点でPDバッテリはほぼこれくらいしか選択肢がなく、NUCとモバイルモニタの起動電力ギリギリで、OSの電源管理でバッテリモードにちゃんと設定しておかないと起動中電力不足で落ちていました。
60WPDならば余裕十分です。従兄弟からRavPowerのPDバッテリ60W出たよと教えてもらった5分後にはAmazonで速攻で2個購入して、45Wの旧モデルは2,3日後にはメルカリでいい値段売れました。60Wのモデルは45Wのモデルより一回り小さくて非常に良いです。
青いカバンの本収納には、USB-C(Thunderbolt3)接続のモバイルモニタとキーボードが入っています。
もう最近ではこういうエッジの効いたガジェットは中華メーカー花盛りでコスパ的にも一択です。スマホのOppoとかもそうですが、中華ガジェットがやすかろう悪かろうは昔の話となってしまっていて品質も素晴らしいです。
キーボードはもうここ数年ずっとAppleのMagicKeyboardですが値段高いだけあってクオリティ高いです。
NUC(PC)をモバイル運用するメリットは、こういう自分が最高だと思うキーボード、モバイルモニタ、そしてバッテリを独立して選択できることです。たとえばモバイルモニタは最近13インチのやつから15インチの大きいやつに入れ替えましたし、キーボードはなんかゴミか水滴入って反応しなくなったら買い換える、バッテリも劣化したりこういうW数大きいものが出たら自由に買い換えて、持続的にアップデート、アップグレードしながら運用することが可能です。
100円ショップで買った200円くらいした緑の袋のなかには100円ショップで買った100円の白い袋があり、その中にIntelNUC本体が収納されています。100円ショップで適当に大人買いしていたら、うまいこと二重構造になりました。ケーブルやらも一緒にいれているのでNUCの筐体が傷つかないように二重です。いい感じのショックアブソーバーにもなっています。
全部だしてみました。
要するにこれらのモバイルモニタ、モバイルPDバッテリ、NUCその他を組み立てます。スタバとかではスマートに迅速に作業を終わらせないと目立ってしまい周囲に怪しまれてしまいます!
コンセントに挿す白いRavPowerのACアダプタがありますがこれも60W(61W)です。
コンセントが使えるときはこれ使う。コンセントなければ60WのPDバッテリで起動します。二者択一です。
ちなみにここは結構重要なトリックというかハックなのですが、PD電源というのはケーブルさえ繋げたら自動的に電力供給されるものではありません。PD電源のほうへ、最大の100V寄越せ、20V寄越せ、12V寄越せ、5V寄越せと「トリガー」してやらないと電気を流してくれないという規格です。
そこでこういう特殊なケーブルです。
USB-C側の平たいところにちっさい回路が入っていて、接続すると自動的に19Vの電圧供給をPD電源機器にトリガーしてくれます。
もともとこのIntelNUCにはそれなりに大きい電源アダプタが付属していたのですが、ゴロゴロして邪魔なので捨てて、代わりにこういう極めて優秀な極小のRavPowerのPDアダプタやPDバッテリを使っています。PDで統一しているので自由自在です。
このケーブルはPD電圧19V決め打ちで操作は一切不要なのでさっさと組み立てるためには必須ですが、別のさらに変態ガジェットとして、こんなやつも持っています。
★USB PD、QC2.0 / 3.0および他の主流の急速充電プロトコルをサポートし、5V / 9V / 12V / 20Vおよび他の急速充電電圧をトリガーし、デジタル製品プレーヤーが急速充電充電器、データケーブルなどの性能をテストするのに便利製品です。
NUC本体にモバイルバッテリとモバイルモニタを接続するとこうなります。
外部ストレージ、中に512GBのM2SSDが入っています。
PDでACアダプタを接続して起動しているときは、コンセントがある状況なので必ずモバイルバッテリを充電しておきます。
最後にNUC本体はこれ
購入時にはAmazonでCorei5モデルがなくて、Corei3のほうがかなり安かったので購入しましたが、今見たらCorei5と価格差なくなっていますね。
メモリは32GB搭載。
巷のノートPCでメモリ32Gなんて積もうと思ったら30万円超になるのが普通でアホらしくて買えませんが、NUCなら何載せようが選択できるのでかなり余裕です。
SSDはこれ。
まあかなり安いです。前述のとおり、外付けに512GBのデータドライブがあるので、NUCの中に入れてるのは256Gあれば十分に事足ります。
NUC運用は、ガジェット、パーツ構成自由自在に選択できてしかもハイスペックにしても安上がりで素晴らしいですね。
難点は、こういうPD電源周りを自前で用意したり、パーツ選んだり、組み立てるのに数分かかるし電車やクルマのなかでパッと開いて作業なんて無理だし、バッテリやらなんやらもちあるいて嵩張って重いことです。
NUCはある種モバイル用途としては死活問題がありますが、それを上回る自由度とハイスペック構成のコスパの良さがあります。
使用マウス
コード付きバックアップマウス
今自分が持ってるNUCはIntel8世代のやつですが、これからNUCを購入するなら10世代のやつを買いたいですが、なんかまだ市場に出回ってないです。
以上です。
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