ビジネスにおいても会話なんてのは、あまり実の意味はなく、コミュニケーションや信頼関係を築くために行っている
海外経験もない、帰国子女でもない、フツウの日本人にとって
海外で仕事してるとかっこいいというイメージはいまだにある。
(いまどき、日本で起業するのがカッコいいって言われてる?)
環境も文化も何もかも違う中でビジネスをするのは確かに難しい。
けれども、一番の理由は、”英語”でやり取りしていることにあると思う。
英語ができないから、または好きではないから、海外で働くのを避ける。(そりゃ環境とか、いろいろあると思うけども、やっぱりまずはそこではな
いですか?だって、国内なら知らないところでも転勤するでしょ?)
((いや、これもひと昔前だよ。今は好きな場所を自分で選ぶ
「ノマドワーカー」取り上げたでしょ!))
海外で働きたいという場合、単なる憧れだけでは難しい。
やはり語学力、とりわけ英語が”苦”でないことはかなりのアドバンテージである。
英語が得意といってもパターンがある。
読むのが得意
書くのが得意
聞くのが得意
話すのが得意
この中で、海外でビジネスするには、4.話すのが得意というのがかなりのアドバンテージとなる、と思われている。
しかし、どうだろう。
海外でビジネスしているからと言って、はたして何割相手の言うことを理解し、相手にこちらのことを理解してもらっているだろうか。
これは相手が英語圏か非英語圏か考える。
A. 英語圏では、こちらのいわんとすることを理解し汲み取ってくれる。
逆で考えれば簡単。ノン日本語ネイティブの方の日本語を理解しようとするとき、先に理解して言ってしまうことがあろう。
(これがよく言う英語圏にいるのに英語が上達しないってやつかも)
そのため、相手は自分の言わんとすることを分かってくれても、相手の言っていることは3割もわかってない。こんなのザラである。
しかも、これでは、相手に言い返せないから”ビジネス交渉”ができない。
日本で行えるビジネスなどできない。
B. 非英語圏では、お互いに話す英語が”正しい”とは限らないし、お互いのレベルがあるので相手に合わせて話す内容や言葉を調整するのが難しい。
いずれにしても、お互いに理解できるのは半分程度
一見、話す速度が速く、ノンネイティブなのにすごいと思っても、実はただ4.話すのが得意 なのであって、他ができるとは限らないのである。
ビジネスにおいても会話なんてのは、あまり実の意味はなく、コミュニケーションや信頼関係を築くために行っているものである。
話した後やそのときに、議事録をまとめて、契約内容を確認する。
1.読むのが得意、2.書くのが得意 はビジネスにおいてかなりの重要なウエイトを占める。
”英語”を使ってビジネスがカッコいいというのか。
ダブルクォーテーションマーク ” ”
(話すときのジェスチャーは”エアクオート”)を多用したが、強調という意味もあるが、ちょっと皮肉で使うこともある。
日本語だとわざとカタカナ使うことで同じような意味を持たせてるのをみたことがある。
カッコいい、ダブルで”カッコ”いい