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自分史4(バンド、宅建試験、極真入門、二級建築士試験)

高校3年生(続き)

5月末、地元にベンチャーズがやって来た。バンドのドラマーと他の友達と三人で観に行くことに。ネットも何も無い当時、ギタリストがノーキーエドワーズでは無く知らない人だった。パンフレットにはジェリーマギーと書いていた(後年エリッククラプトンが尊敬するギタリストと知った)。一瞬ニセモノ(失礼)かと思ったが、やはりプロ。演奏に聴き惚れてしまった。自由席だったので1番前のジェリーの前に腰掛けた。すると近くに若い女の子(当時は僕らも若いが(笑))がお母さんらしき方と座っていて私のドラマーが話しかけると何と例のリクエストをした子だったみたい(驚!)。それはさて置きジェリーマギーは黒にメイプルネックのフェンダーストラト。良い音だった。帰りは何故か偶然観に来ていた親戚のおじさんが回転寿司をおごってくれた。

社会人

高校卒業し実家建設会社に就職。大工職人見習いとし給料もほとんどなく5年働く。5年後くらいからまともな給料が貰えた。現場仕事以外にも木材市場より丸太をトラックに積込み自社製材所にて自分で丸太を製材し、桁、柱、タイコ等を割き、自分で目立てをし、端でテーブルにてラス板、ノゴメを割いて工場に積み上げ、その一方で自分で墨付けから切り込みをしていた。プライベートでは19才時に前述のビンストを購入。ベンチャーズコピー時代のベーシストの紹介でスティーヴ・ヴァイが好きな凄腕ギタリストを紹介してもらった。大学時代東京でプロを目指していた事もあるらしい。その彼にフランク・キャンバレ並のスィープ奏法を伝授して頂いた(お元気でしょうか?)。また、一緒にゲイリー・ムーア、ホワイトスネイク、ジョン・サイクスのコピーバンドも経験した。ヴォーカルがいないので私がする事になったが、ギターソロの掛け合いを楽しんだ。


宅地建物取引主任者試験合格(現、宅地建物取引士試験)


大工さんは10時12時15時に休憩がある。その時間を利用して宅建の勉強を始めた。もちろん夜は全て勉強に注ぎ込んだ。結果22才で合格した。

オールディーズバンド参加

宅建試験が終わった頃、丁度音楽関係の先輩からのお誘いで(前のギタリストが辞めたらしい)オールディーズバーにて毎週金、土曜日オールディーズバンドへ参加した。夜21時〜24時まで。ハードロックバンド以降、ギターを弾いておらず(勉強していた為)、お家で充分リハビリして臨んだ。ロックアラウンドザクロック、この世の果てまで、ストップインザネームオブユアラブ、アンチェインドメロディー、オンリーユー〜etc、若い頃(この時も充分若いが(笑))、好きだった楽曲。アルバイト料も頂いて楽しく弾いていた。ちなみにペダルはRAT(オールディーズなのに(笑))のみ。その後、アルバイト料を貯めて当時新発売のYAMAHA FX770に変更。

極真会館入門

宅建も合格したし、子供の頃から夢だった空手をやりたくなった。しかし普通の空手ではなく、地上最強のカラテと言われる極真カラテに強い憧れがあった。昔、高校生の頃、怖い先輩方々が習っているとか聞いていたので(後年分かったがそんな人知らないみたい(笑))、最強なんだろうと。偶然、父親の先輩の息子さんが道場を開く事になり見学にくればとお誘い頂き、1人じゃ不安で仲の良い後輩と行こうかと考えていたが、やっぱり1人で見学に行った。道場に到着すると既に稽古を終え掃除タイムだった(だったから良かったのかもしれない(笑))。すると正面からホウキを持った白帯が近付いて来た。「kenさん」って前述の仲の良い後輩だった。どうやら道場生に知り合いがいて既に誘われたらしい。そこへ道場の先生が来て「入るだろ?」って聞かれたので「もちろんお願いします!」と稽古も観ずに入門した(恐ろしい(笑))。もちろん、次の週から皆さんのご想像通りになります(笑)。ただ、極真にご興味ある方は是非お近くの極真会館へ入門して下さい(後年極真はいくつも分裂しましたが私は全て同じ仲間だと思っています)。仲間と一緒ならキツイ稽古にも耐えられます。私1人では無理だったでしょう。そして、キチンと稽古を続ける事により必ず黒帯になれます。文化系の私でもなれましたから。



二級建築士試験合格

高校卒業から7年が経過して受験資格を得た。申込書を取り寄せ、よく読んでみたら木材加工等科目がある高校は4年で受験資格が得られるような記載を見た(今は分からないが)。私が出た高校はまさに木材加工科目のある木材系の高校だった。自分で調べなかったのも悪いが(今だったらネットで前もって分かる事項だね。)、「あと何年ですよ!」って7年を強調していた〇建〇院の担当に抗議したらようするに知らなかったらしい。しかし頑張るしかないので〇建にお世話になり学科製図とも結果一発で合格した。25才。




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