[お仕事]教則本の紹介(著書リスト)
たまたま、わたしの書いた教則本に興味を持ってくださる方がいたので、一覧できるページを作っておこうと思い立ちました。これまでに書いた教本の現行版のものをリンクして紹介したいと思います。埋め込んだAmazonリンクは基本的に最新のものです。改訂されたら更新する予定。
音楽理論
読んで覚えるコードのカラクリ
コード理論の初歩の初歩をわかりやすく解説した本です。後述の「そうだったのか!コード理論」よりもさらに簡単な解説を試みました。保育士さんやピアノの先生などが、子どもに教えるときの参考になるという感想を寄せてくれたこともあります。
読んで覚える楽譜のカラクリ
楽譜の読み方を解説した本です。小学校の音楽の授業レベルさえもあやしいような人でも楽譜が読めるように解説しています。こちらも、ピアノの先生から教え方の参考にしたという感想をいただきました。
そうだったのか!コード理論
拙著の中で一番のロングセラーです。初版から20年、改版して売れ続けています。他のコード理論書で挫折した人に向けた本として企画し、コードネームの理論からコード進行の初歩までを解説しています。終盤の応用ではリハーモナイズに触れ、巻末の応用曲では実際の楽曲でコード進行を分析する実例を紹介しています。
体感&納得!鍵盤で覚える理論のキホン
これは後述の「ベースで見て弾く音楽理論」の好評を受けて編集さんから持ち掛けられた企画でしたが、ベースのものほど売れませんでした。現在は絶版で、出回っている在庫のみとなります。
ベース教本
ベース・フレーズ発想法
これは以前「ベースソロ・ライン入門」というタイトルで、別の版型で出ていた本の改題&サイズ変更版です。サイズが大きくなったのに伴ってレイアウト変更を行いました。
この本は過去に一緒にバンドをやっていたギタリストに、ベーシストが何を考えてベースラインを考えるのかわからない、と言われたのをきっかけに、私のベースライン発想法を解説する本として企画したものです。指板を図形的に理解して音をつないでいくという、少々変わった方法で理論ごと理解してしまおうというもので、あまりこういうアプローチの本は見たことがありません。ワンアンドオンリーな解説なのではないかと自負しています。
厳選!ベースのコツ100
同じ自由現代社から先行で出ていた「ギターのコツ100」という本に対して、それのベース版をやりたい、と編集さんから持ち込まれた企画でした。ギターのものを見せてもらい、同じ項目をベースに転用してもうまく行かないと思ったため、ベース用に独自に100項目を作り直しました。
直近の改訂で、既に絶版になっている「今すぐ始めるロックベース入門」にだけ収録されていた特殊な譜例(ハーモニクスだけで楽曲を演奏する譜例)を再録しました。ぜひ最新版をお求めください。
指板で解決!ベースで見て弾く音楽理論
Amazonでは新品在庫がなくマーケットプレイス扱いになるようです。直近の改訂は昨年なので、もしかしたら近々改訂版が出るかもしれません。この本が気になる方はプレミア価格のものは買わずに、ちょっと待ってみてもらった方が良いと思います。改訂版の可能性はあります。
今すぐ始めるロックベース入門(絶版)
絶版で、最新の版はAmazon にはありませんでした。これは記念すべき私が初めて書いた教本ですが、今となってはこの本のような内容はYoutubeなどでいくらでも手に入るので、存在意義は薄くなったと思います。ただ、前述のようにここには「全部ハーモニクスで曲を弾く」というかくし芸みたいな譜例を入れてあった点が貴重でした。長らくこの譜例は入手困難でしたが、今年出た「厳選!ベースのコツ100」に再録してもらったので現在はそちらで入手できます。(この再録にあたっては出版社に無理を言って手間をかけてもらいました。ほんとにありがたい)
その他
今すぐ始めるロックドラム入門(絶版)
ドラマーに協力してもらって書いたドラム教本です。奏法について電話で質問したら電話の向こうで「こうだよ、こう!」と言ってやってみせてくれたのですが、残念ながら普通の電話だったので見えなかった、というようなエピソードが満載の本です。あのドラマー元気かな…。
そうだったのか!ギター編(絶版)
そうだったのか!はシリーズでやろうという話で、一巻として「コード編」を出し、二巻は「ギター編」として出したのですが、ギター編はまったく売れず、コード編は逆に売れまくったという現象があり、あっという間にシリーズという話は無くなって「そうだったのか!コード理論」という単発の本に変更されたという経緯がありました。今となってはまぼろしの「そうだったのかシリーズ第二巻」です。現在はたぶん入手困難。
目からウロコのギターQ&A(絶版)
メールマガジンとして行っていたQ&Aを本にしたもので、軽い口調であれこれ話すような本でした。同社の別の教本に出てくるキャラクタも登場し、その本の著者さんにも文章を寄せていただくなどしました。これは毛色の違う面白い本だったのですが初版のみで絶版になっています。現在はたぶん入手困難。
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