【マーケット考察】2023.4.14

米国株式相場は反発。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比383.19ドル高の3万4029.69ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は236.93ポイント高の1万2166.27で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1109万株増の8億2099万株。
 
3月 #卸売物価指数#PPI )は前月比-0.5%と、予想外に昨年12月来のマイナス。パンデミックによる経済封鎖直後の20年4月来で最低。前年比では+2.7%と、伸びは9カ月連続で鈍化し、2021年1月来で最小となりました。

変動の激しい食品やエネルギーを除いたコア指数は前月比-0.1%と予想外に2020年4月来のマイナスとなりました。前年比では+3.4%と、2021年3月来で最小の伸び。

前日発表の3月 #消費者物価指数#CPI )に続いて予想を下回り、市場では 「5月2-3日の #米連邦公開市場委員会#FOMC )での利上げが最後で、その後は停止するとの見方に沿った内容である」とか「次回FOMCでは金利を据え置き、年内は政策金利を維持する」と受け止められました。

それでも株式市場の反応は比較的マイルドなものに見えます。やはり昨日のFOMC議事録によってリセッション懸念が広がっていることがその原因かも知れません。

その議事録ですが、大手地方銀行の破綻が市場を動揺させたことから、今年の利上げ予想を縮小させ、 #信用収縮 が経済をさらに減速させる可能性に警戒し続けることを強調してました。

FOMC委員は、最近の銀行セクターの動向による潜在的な経済効果についての評価から、年後半から穏やかな景気後退が始まると予想しています。

まあ広い意味で金融引き締めによる景気減速は、FRBの既定のシナリオ通りの展開に思えます。CPIやPPIといったインフレ指標も順調に低下している傾向からもそれが窺えます。

もちろんインフレ指標については、下降傾向とは言え、絶対数値がまだ高いですし、シリコンバレーバンクの破綻というおまけもついたおかげで、FRBも表立っては喜べないのが実情でしょう。

週間の #新規失業保険申請件数 は23万9000件と前週から増加。労働市場の逼迫が緩和に向かっているとの見方も、インフレ沈静化への期待を後押ししました。
 
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