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0348 エジプト❸ルクソールはやはり暑かった-神殿にて

40℃超え、ルクソール着

Day2後編、ルクソールに着いた。SNSで知り合った佐野さんが空港まで迎えに来てくれた。41℃の今日は、いつもより涼しほうらしいとのことで、わらけてきた。今日はルクソール神殿。明日、ナイル川西側とカルナック神殿といつプラン。

ルクソール神殿での時間

ルクソール神殿にて書く。なぜか。書かなければ観察する力が減退する気がしたから。壁画と向き合う。ヒエログリフ。思ったことは、なぜエジプトがここまで繊細で分かりやすい
壁画を紀元前に構築でき、他の文化でこうはならなかったのか。

すでに、エジプトのイメージのひとつとしてステレオタイプとなっているあの壁画。左足前のやや直角の人物と動物たち。現代のセンスをふまえても、なかなかアート。

ひとつ思ったことは、正面の顔は今も昔もけっこう難し空港横顔が描きやすい。両足は地についているのは描くときの効率重視か。躍動感の代わりに、腕や脚の人間の曲線が意外とみごとに彫られている。

時代の重層は、遺跡の重層

エジプト文明が5000年前で、今いるルクソール神殿は3500年ほど前。壁画のひとつにアレキサンドリアが描かれている。彼の治世は紀元後1世紀。いつも、ついつい、この遺跡はいつのものかを確認する。しかし、その後に遺跡は、時の王、時の為政者に、より書き換えられている部分もある。重層的。

インドのアジャンダー遺跡を思い出す。ここも、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教と時代と共に複数の宗教が複合した遺跡。いくつかの時代に旅立って、想像力をふくらますと意外で面白いアイディアが浮かぶことがある。そういう観察する時間、想像する時間を大切にしたい。

遺跡との距離

あと、さすがに落書きしたり、自分達の名前を彫るカップルはいないだろうが、紀元前の遺跡のわりには、触れる距離感で、まわれるのが、エジプトのおおらかさと思えた。

あと、これが、ひとつふたつの出土であれば、希少価値が高まるのだろうが、遺跡はエジプト全土に数多く散在することも、この扱い方の理由なのかもしれない。いずれにしても、歴史を学んで思いを馳せるにはよい。

2023/07/30 17:54 ルクソール神殿内部にて

まもなくルクソール着
空港着
SNSで知り合った佐野さん
Lixor在住
OASIS HOTEL
LUXOR 神殿
帰り道
夕食は宿の近く
Sofra
ライトアップ

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