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0218 ACME furniture にすいこまれる-明治通り散策

【店舗】to ヴィンテージ家具好きな方
to インテリアショップめぐり好きな方

明治通り散策。代表格のACMEに訪問。通りの特徴もふくめたまとめ。

インテリアが好きになった原点のスタイル

大学生のころ。なにがきっかけだったのか覚えていないが、ミッドセンチュリーとレトロに傾倒した時期がある。それがインテリア業界への就職活動につながり今にいたる。

そのスタイルの代表格がACME。90年代。おそらく学生時代もどこかしらのACMEに足を運んだだろう。少しトーンはやや渋空気深め。黒味をたして、素材感全面。た古き良きを自でいくあのスタイルに、心が踊ったのをおぼえている。

明治通り、ACMEの概要と、訪問記録へ。

明治通り-インテリアストリート

個性的な家具店が点在する目黒通りはいつしか「目黒インテリアストリート」呼ばれるようになる。

大鳥神社交差点付近から環状八号線までの数キロにわたり、60~70店舗のインテリア関連商材を扱う店舗がある。

このように長距離にわたり家具店が集まった通りは日本国内だけでなく、世界的にも珍しいと評されている地域。

木のぬくもりが優しい北欧家具
英仏などのヨーロッパ中心のアンティーク
素朴なパイン材家具
ミッドセンチュリーモダンな家具
アールデコの照明がずらっと展示の専門店
アメリカンヴィンテージ
デザイナーズ家具
北海道のオーダー家具
オーダーメイドの世界で一つだけのソファ
無垢材を使ったオリジナルオーダー家具
色鮮やかなファブリックを扱ったショップ
センシティブなインテリア雑貨
食器や花器を扱った店やギャラリー
日本の古美術
伝統工芸家具やアジアンな家具
世界で買い付けた丁寧にリペアされた家具

どのショップもオーナーたちのこだわりや個性、情熱が強烈に感じられる
http://misc.co.jp/about-misc/

上記は、2007年に結成されたMISCのHPから。MICSは、目黒インテリアショップスコミュニティの略。目黒通りのインテリアショップ、カフェ、レストランの活性化のため立ち上げ。

HPにはMapも掲載
拡大Mapの一部

ACMEという個性

インテリア好きなら一度は聞いたことがあるであろうACME.こちらもWebの情報などお通じて一度概要を整理。

概要

ACME Furnitureはヴィンテージとオリジナル、双方の個性と魅力をミックスさせた独自の世界観を提案。店名はアメリカで電話帳の頭に記載される社名として定番だった「ACME」から。

専門職人によりアメリカ黄金期の輝きを取り戻した家具や、カスタム家具として新たに命を吹き込まれたヴィンテージ素材が、ACMEにとってアイデンティティともいえる存在。

ヴィンテージ
1950~60年代にアメリカのごく一般家庭で使われていた家具。ミッドセンチュリーという言葉が知られていなかった1980年代にいち早くその魅力を発掘・再評価し、ご紹介し続けてる。 

オリジナル
創業から培われた技術と経験により開発されたオリジナルプロダクトには、アメリカン・ヴィンテージから得たインスピレーションをベースに、作り手の思いとこだわりを丁寧に抽出、表現。


History 

1983
ACMEの前身「Oh PA !」オープン

1991
「ACME Furniture」西五反田にオープン

1993
目黒通りの鷹番に移転。
USED家具にヴィンテージという新たな価値
流行にとらわれない商品を展開

2004
再開発前のロサンゼルスにカスタム家具専門の「SOLA DESIGN」オープン 
飲食店やアパレルショップの什器制作も

2006
ACME Furnitureの新たな歩み
オリジナル家具の製作、本格始動この年より

ブランドのロゴデザイン変更
ヴィンテージとカスタムに加え、オリジナルプロダクトの製作を本格始動
ベイクルーズグループに参入

2017
35年の買付記録まとめを出版
「THE AMERICAN VINTAGE FURNITURE」
http://misc.co.jp/about-misc/

訪問記録 - ミッドセンチュリーにつつまれる

少し画像におさめさせていただいた部分を紹介。

入り口
茶色とブルーの相性のよさ
ラタンはホームセンターを連想させるが
使い方、形によっては、いいアクセントになる
フィラメント電球全盛期と
いえるのではないか
個性的なラグも色を絞ると
きれいに複雑さを部屋に足してくれる
オレンジ×ベージュチェックソファ
コーデュロイソファ
だなんてうれしくなる組み合わせ
ラグやタペストリーをレトロ感満載にすると
しつこいところペルシャ系で
落ち着いた荘厳さを維持
無垢材が部屋の空気を決める
お金を一定だしていいもの長くの
本物志向か(専門店)
出費を抑えそれっぽいもので
お手軽コーディネートか(量販店)
ブックスタンドひとつで
部屋の雰囲気をひきしめる
少し高かったの
DIYでもこの雰囲気だせそうではと
着想もらう
昔はかわいいテープカッターが多い
テープカッターなんてほとんど使わない
のに、テープカッターは必要以上に
ほしくなる
入り口はサマー

まとめ - 通りを歩いて考えたこと

自分のスタイル-生き方

個人的な余生を、このミッドセンチュリー的なスタイルを踏襲するか、ミニマリスト寄りのシンプルでいくか悩んでる。結論は先延ばしつつ、ACMEは、末永くここ目黒のインテリアストリートの玄関として、続いてほしい。

住み分け-経済

目黒通りは、イオンありニトリありと、量販店も少しずつ増えている。ACMEをはじめとした個性的な専門店に対して、どうしてもバッティングされるアイテムはある。が、個人的には、住み分けしながら共存をしてほしいと切に願う。

中小企業- 効率化への道

縮小する日本の経済のパイ。特に99.7%を占める中小はよりいっそう効率化が求められる。どう生き残っていくのかが注視したい。将来的には貢献できることもしたい。

買い物の変化

個人がつながりやすく応援購入の波もある。シェアリングエコノミーの動きも。買い物の仕方の変革がすすむとよいと思う。意識や考え方、人間の生き方の変化にもつながる。

おしまい

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