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0351 エジプト❻ヌビアンビレッジの世界をinアスワン

Day4後半-この旅最大の目的地はアブシンベル。アスワンは短時間の滞在となる。最優先の場所だけは周りたい。プトレマイオス朝関連で関心はあったイシス神殿はあきらめる。後半のアレキサンドリアでそこを深掘りしよう。

で、最優先は数々の知人から勧められたヌビアンビレッジ。ナイル川西岸にある。inDriveアプリ使用で30分ほど、150EGPで到着。ヌビア人の住む村。

ヌビア人とは、ここアスワンから南側の隣国スーダンのナイル川沿いに住む人々。古来ヌビアと呼ばれてきたエリア。家はカラフルでポップ。アスワンのナイル川西岸に、その村々がある。

カイロ、ルクソールまでは、イスラム教のアラブ系の人たちが多かった印象。イメージする”アフリカ”より”中東”に近い雰囲気。アスワンにくると、ヌビア人とアラブ人がMIXしている。

その雰囲気もさることながら、人々の距離感と他者を信じて受け入れる感覚が、なかなか今の日本人には新鮮なものになると思った。目が合うと笑顔、敷地に招き入れてお茶をふるまってくれる。全員が全員ではないが、そういう文化が自然に残っているようだ。

人類が目指すべき、究極のゴール地点のひとつのような気がする。邪な感情にどう抗い、笑顔と慈愛をもって生きるか。

居心地がよくすっかり長居してしまった。ナイル川の夜風が心地よい。

2023/8/6 11:44am カイロのCOSTA COFFEEにて推敲、投稿

カラフルでPOPな配色の家々と
猫がでむかえてくれた
最初に立ちよった学校
配色がほんとうにかわいい
ふらふらっと入っていったら
みんな打算なしで自然と笑顔で迎えてくれる
先生がいろいろ教育事情を教えてくれた
ヌビア語とアラビア語、数字の読み書き
次に、HELLOとあいさつして
話をしてみたら、ハイビスカス茶を
ふるまっていただく
こういう交流が、めぐりめぐって
世の中をよりよいものにしていくと思った
たしなみとして、少しチップをわたした
ナイル川はすぐそこ
そのめぐみとともに
歴史を刻んでいる
川遊びする少年たちとの
絡みが楽しいこの後、
少し水をかけられる
すっかり長居したカフェ
ナイル川のほとりで絨毯の
うえでくつろぐ
コーヒー飲む夕刻
生暖かい風のあと
少し冷やされた風が
背中から入り込み気持ちが良い

次が、この旅のハイライト、アブシンベル宮殿へ。

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