足下研/スニーカー文化研究家

デザイナー/ライター。映画のなかで一瞬だけ出てくる靴のカットの意味を綴る #映画のなか…

足下研/スニーカー文化研究家

デザイナー/ライター。映画のなかで一瞬だけ出てくる靴のカットの意味を綴る #映画のなかの足下 、旅のなかで交わされたことばを都市ごとに切り取った #世界の足下から などのZINEをつくっています。世界のどこかにふとした瞬間に姿を現わす一足分の本屋さん #靴箱文庫 店主。

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2021年、本ランキング

2021年の本ランキングを発表いたします。 今年は昨年からのペースで読み進められていたのですが、途中でピタッと止まってしまいました。 なぜかというと原書が読みたい欲が出てきてしまったからなんですよね。 当然英語の本をそのまま読んでるのでペースは落ちます。 なので、冊数は少なめです。 例によって2021年に出版されたものではなくて、「2021年にわたしが読んだ本」なのであしからず。 番外編 広告 vol.415 流通 / 小野直紀 雑誌なので番外編という扱いで。 もちろ

    • 2021年に #買ってよかったもの でまた買いたいものたち

      例年通りわたしがおもっているより見ていただけているようなので、 今年もまとめておこうとおもいます。 以前の記事で取り上げたものは外してるので過去記事をみてもらいたいのと、例によって2021年発売のものではなく2021年にわたしが買ったものなのであしからず。 食 桃大福 / 餅匠しづく 今年よかったなをおもったものを挙げていったら、数量が限定的だったり、季節が限定的だったりするものがいくつかありました。 やはり自然のものを自然につかう、その味に感動することは季節を感じ

      • 大変な時期ですらポジティブに彩るリズムが届いた2021年、音楽ランキング

        もはや年間ランキングを発表するだけのアカウントに成り果てている気もしますが、懲りもせず2021年の音楽ランキングを発表いたします。 昨年の機分からそこまで変わりはないのですが、それでもちゃんと選んで聴いてたような気がします。 というか、今年は結構年中聴いてましたね。 そんなわけで例によって今年リリースされたものじゃなくて、わたしが今年聴いたものなので悪しからず。 番外編. Lovelines / Karen Carpenter いきなり番外編ですが、カーペンターズのカ

        • じぶんのご機嫌をとりつづけた2020年のおかいもの

          いぜん一度これまでのおかいものでよかったものをまとめてみたのですが、 これが意外とご好評のようなので、以降のおかいものもいちどまとめておこうかとおもいます。 先の記事で取り上げたものは外してるので記事をみてもらいたいのと、2020年発売のものではなく2020年にわたしが買ったものなのであしからず。 リーフ&ボタニクス マザーソープ ゼラニウム 手洗いの重要性が指摘されだしてからではなく、わりと常日頃からいいかんじの石鹸を探しつづけていまして。 一番重要視しているのは香

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        • 映画のなかの足下
          12本
        • 映画のなかの足下 2
          4本
        • 世界の足下から 台北
          5本

        記事

          2020年映画ランキング

          2020年に足下研が観た映画をランキングで発表いたします。 観た映画なので、今年公開じゃないものも含まれますのであしからず。 ★超良い>☆良い>○まあまあ>△ふーん>×OTZ (個人的にオススメしたい作品は予告のリンクを貼りました) ★★★★★ 1.ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 / Little Women 2.ジョジョ・ラビット / Jojo Rabbit 3.フォードvsフェラーリ / Ford v Ferrari 4.燃ゆる女の肖像 /

          2020年スニーカーランキング

          2020年スニーカーランキングを発表いたします。 2020年にリリースされたスニーカーのなかであたらしい兆しに感じた順にピックアップしました。 しかし今年はやはり、とくに後半はリリース控えが多かったのか大きく揺るがすような大ネタは少なく、どちらかというと昨年までにリリースされていたもののエッセンスを増幅したりといったものが多かったようにおもいます。 なのでもしかしたら新鮮な部分が例年よりもすくないかもですが、それもまあ定点観察する意義でもあるので、俯瞰してたのしんでいた

          2020年スニーカーランキング

          自分以外の物語に触れることで救われた2020年、本ランキング

          2020年の本ランキングを発表いたします。 3月までは、それこそ2019年本ランキングとおなじくらいのペースで読めていたのですが、あるタイミングからピタッと読めなくなりまして。。。 もちろんそれは言わずもがなたくさんの方が経験されたことかもしれませんが、ごたぶんにもれずわたしも経験しました。 しかしおもしろいことに、それこそそのせき止められていた期間があったからか、以降読めるようになってからはこれまでの読めない読めないと嘆いていた近年が嘘かのように全盛期並みに、貪るように

          自分以外の物語に触れることで救われた2020年、本ランキング

          おなじリズムを刻む音楽に救われた2020年、音楽ランキング

          2020年の音楽ランキングを発表いたします。 昨年までのランキングを見ていると、どうもやはり音楽を探したい気持ちとそれをするだけの時間(元気)が釣り合ってなかった結果のような気がしています。 が、図らずも2020年は時間がすこしでき(良い意味では全然ないのだけれど)、それが少なからずわたしの生活音楽にも影響を及ぼしました。 とくに4月以降はすごく聴いてた気がする。 そんなわけで例によって今年リリースされたものじゃなくて、わたしが今年聴いたものなので悪しからず。 10

          おなじリズムを刻む音楽に救われた2020年、音楽ランキング

          語り継ぎ、伝え拡げるということ

          むかし京都に立誠シネマという映画館がありました。 立誠小学校という閉校した学校の校舎を利用した映画館で、コンパクトながらそこで流される映画のチョイスや関連したプログラムは、映画を積極的に観るようになって数年というレベルの当時のわたしでも「こんなところで(失礼)こんなことができるんだ!?」という驚きの内容の連続でした。 そんな立誠シネマが惜しまれながら閉館したのが2017年。 ラスト興行の内の2本を、となりのひとの肘が終始触れつづけるような密度、エアコンをマックスにしてもま

          語り継ぎ、伝え拡げるということ

          「これまで」になにを置いていき、「これから」になにを持っていくか。を問われている気がする。

          ひとつ前のnoteを、 「これまで」になにを置いていき、「これから」になにを持っていくか。 それをわたしたち自身がきっと考えていかなければならない機会なんだとおもいます。 ということばで結びました。 わたしの場合、あたまのなかでモヤモヤとしたものがすでにあり、その正体をわたし自身が知りたくて言語化してみる、ということがnoteの記事やZINEの本文になったりしていたのですが、 前回のこのことばを見つけてから、逆にそれについて考えざるおえない、頭から離れなくなってしまう

          「これまで」になにを置いていき、「これから」になにを持っていくか。を問われている気がする。

          こんなときなのでAmazon Prime Videoで観れるたのしい気持ちになれるおすすめ映画15選+1

          以前、「こんなときなのでAmazon Prime Videoで観れるオススメの映画50選」というのを記事にさせていただいたのですが、 その後なんやかんやいろいろあった挙句、 「なんか、、、辛い映画とか、現実的な映画とか観たくない。。。」 という気持ちになってしまいまして。。。 これって結構いまの自分にも時分にも合ってるんじゃないかなぁという気がして、 あらためて 「こんなときなのでAmazon Prime Videoで観れるたのしい気持ちになれるおすすめの映画15選

          こんなときなのでAmazon Prime Videoで観れるたのしい気持ちになれるおすすめ映画15選+1

          だれとどのように自分のまわりの経済をまわしていきたいのだろう

          昨今の激動の最中で息つく間もなくさまざまな話題が飛び交うなか、いくつかのことばに心を惹かれ、考えるに至ったことがあります。 それは、 「だれとどのように自分のまわりの経済をまわしていきたいのだろう?」 ということでした。 もちろんいまの状態になるまでも、より詳しく言うと、ここ近年はこのことについてずっと考えてきたとも言えるかもしれません。 しかしより具体的に行動に起こすべく考えはじめたのは、やはり先月のこのことばがきっかけだったようにおもいます。 オンラインストアでの収

          だれとどのように自分のまわりの経済をまわしていきたいのだろう

          さぁ、スニーカーでも洗ってみようか

          この時期は毎年花粉さんが世界中に溢れていらっしゃるのでなるべく外に出ないようにしてて、必然的に家のなかのことをすることが増えました。 掃除からはじまり、洗濯、衣替え、模様替えとどんどんいろいろ手を出していったさきに、そうだ靴を洗おう、とおもいまして。 まあわたしなんかはほとんどスニーカーしか持っていないのですが、そもそもスニーカーなんてそんなに洗う機会もないじゃないですか。 しかも最近めちゃくちゃいろんなスニーカーケア商品が増えてきているので、ちょっとそれをご紹介したい

          さぁ、スニーカーでも洗ってみようか

          新型コロナ対策支援にいち早く動いたスニーカーブランドたち

          以前、「環境問題から考えるスニーカーブランドのサステナビリティについて」という文章を書いたときに気づいたことがあります。 それは「これは環境問題について取り上げてはいるけれども、もっというと社会に対してのブランド自身の姿勢のこと」なんだな、ということでした。 以降、周知のとおり世界中で大変な事態になっているわけですが、こういったタイミングでもやはりいち早く動いたスニーカーブランドたちがいました。 ブランドの業務環境をどう整えればいいのか? そしてどのように仕事を回してい

          新型コロナ対策支援にいち早く動いたスニーカーブランドたち

          おうちで快適に過ごしたいときのお供たち

          なんやかんやいろいろある世の中ですが、こういうときにこそ冷静にファクトベースで考えたいよね、と思考を改めようしたところ 「あれ? そういえばそもそも花粉症の時期はもとから外出てないじゃん!」 ということに気づき(汗)、この長年に渡る花粉症との戦いの末に磨かれていったおうちで快適に過ごす知恵とか物をご紹介しようかなと。 なんでそうするかって言うと、もっと良い知恵や物があったらおしえていただきたいからなのです。 なので、ぜひ「こんなのもあるよ!」とかコメントいただけるとうれ

          おうちで快適に過ごしたいときのお供たち

          2020年2月に公開されたスニーカーニュースまとめ

          2019年からまとめはじめたスニーカーニュース2020年2月分! 例によってオフィシャルのリリース日ではなく、わたしがSNS等でアップしたタイミングで区切っていますので悪しからず。 やはりというか、すごいスピードで売り切れてましたけれども、たまたま現物は確認することができました。 おもっていたよりもはっきりとしたシボの革で、おもってたよりもハッキリとした印象の靴でした。 アパレルも良さげでしたね。 個人的にはY-3のレーシングシューズベース型は毎回結構関心している気がし

          2020年2月に公開されたスニーカーニュースまとめ