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2019年に4月に公開されたスニーカーニュースまとめ

2019年1月からまとめはじめたスニーカーニュース4月分!

例によってオフィシャルのリリース日ではなく、わたしがSNS等でアップしたタイミングで区切っていますので悪しからず。


ベルクロが付くと途端におじいちゃん靴っぽくなってしまったりしがちなんですが、これはスタンスミス以来の「これならあり!」とおもったベルクロスニーカーでした。 かわいい。

すいません、これ「外バチ」について説明します。

靴って踵に保形を整えるための補強材が入っているですね。 で、その補強材が入る場所がアッパーよりも内側に入っていると「内バチ」、アッパーの外側に入っていると「外バチ」と言うんです。 で、外バチでもその補強材がそのまま露出しているわけじゃなくて、踵の補強とアッパーの間に入っていることが普通なんですが、このマルジェラの靴は「あえて」補強材のみを露出させてしまっているんですね。 だから「これが本当の外バチだ」だったんです。

オルフィックは不思議なデザインのものが多いので、このシンプルさ加減が新鮮でした。

テバは形はそこまで変わっていかないのですが、安定した足入れ感を優先しているところに好感をもっています。 サンダルのニューバランス的な立ち位置。

前作と意外とあまり変わらなかったペガサス36。 特定の理論で進んできたテクノロジーはある一定のレベルまで行くと、変化の多寡が減るのだなというのが目に見えた事例。 まあナイキのことですから、また新たな理論を提示してくるんでしょうが。 ただこういう「KAIZEN」的進化の方が本当は足には良かったりするんですよね。

こういうアプローチは久々に見たな!という一足でした。 どこそこのタンナーのどこそこの革とか、どこそこのブランドのテキスタイル、とかはありましたけど、まさか19世紀の、しかも中国のヴィンテージテキスタイルとは。。。

これはうまくプリントされていましたね。。。 現物を見られていないかたはぜひ一度見てみていただきたい。 どうやってあんなに綺麗にプリントできたんでしょう? 不思議でならない。。。

これは久々に「来たな!超センス!!」とおもいました。 わたしも欲しいくらい、うつくしい一足。

マーガレットハウエルのコラボは基本、元々のプロダクトをワンランク上にもっていってしまう力があるな、とおもいます。 担当の方がマニアックなのか、つくる側の方が気合が入るのか、はたまた両方なのか。 しかし相手問わず良コラボを連発している時点で、担当の方は確実にマニアックなんだとは思われますけどね。

ヴィンテージへの揺り返しに備えてか、各社こういったヴィンテージアーカイブのアイテムをポロポロ出しはじめています。 しかし、兆しは見えるのに、本波が来ない。 90年代以降のそれと同じ波がくるのか、はたまた別の何かが生まれるのか、それすらもひとにはわからない。 メーカーはそれに備えるだけ。

北米のマーケットシェアはエアジョーダンシリーズ40パーセントくらい?を占めているそうです。 そりゃアイディアもどんどん出さなければやっていけないわ、と。 日本だとあまりミッドカットのバッシュは履かれないけど、場所によっては普段履き。

タイダイがすこしづつ出てきている。 タイダイはカラーリングが命だとおもう。 なぜなら柄の出方は(まあ多少はあるけど)ほとんど近しい見え方になるからだ。 このコンバースのカラーリングは見事だとおもう。

柄に注目が行きがちだけど、踵に注目いただきたい。 地味に増えているディティールに「踵が踏める」というものがある。 玄関で靴を脱ぎ履きする日本特有のものかとおもっていたら、気候が暑い国の方にも受け入れられている模様。 たしかにサンダルばっかじゃあね。

こんな足袋のスニーカーがあったのか!と驚きの一足だった本作。 しかもカーリーとのコラボ。 私自身、足袋型の靴は何足か持っているけど、特性上クッション性がないものがおおくて、結構履きづらかった。 でもこれは結構底が厚いので、ちょっと期待している。 日常で履けるかも、と。

生地の端を切りっぱなしにすることであえて解れさせる手法はなんども見ているけれども、それをこんなにも夏らしくみせるのに活用してうまくいってるケースは久々かも。

改めて見ると、コンバットブーツのようにも見える。 というか、その作法を取り入れたデザインと言ってもいいかも。 実用的に見えるギア感を見せるギミックが満載。 この見た目がカッコよく、整って見えるのは、それらが実際には実践的な意味では機能しなくてもいいという点によって生み出されている。

このニュースの一ヶ月後くらいにアツギの経営不振のニュースが流れた。 やはりレッグウェア一本では厳しかったということで、打開策を見つける方法ひとつがこのトライアルだったのではないかと感じた。 しかしだとしたら浅はかすぎる。 各社が必死に何年も研究を重ねて完成させてきたニットアッパーは、一朝一夕で出来るものではないのだから。

これほんとうにすごいな、とおもいました。 思いついても実際にやっていない、しかも商品にしてしまうのがすごい。 たぶん他の会社もサンプルは作ってみたとおもう。 でも多分止めたんだとおもう。 でもこの会社はやってしまった。 そこに意味がある。

これはなかなか意外な一足でした。 各社オリンピックの競技に向けて新しいカテゴリーに挑戦していっていることはわかっているけど、まさかのヴァンズがサーフィンとは。 いや、まあ、確かに同じ横乗り系ではあるけどさ。

地味にバズったこのツイート。 それは潜在的なマーケットが存在する証明でもある。 しかしながら、それがドメスティックな市場であることも証明されてしまった。 グローバルでは売れない。 少なくとも会社内で革靴を強制させれている文化の国でなければ。 しかしそんな文化、グローバルで見たら減って行く一方だ。

コーチェラでのスニーカーリリースが流行り始める兆しが見える。 もちろんコーチェラに限らない、ライブやフェスでのリリースが増えるであろうことが予想される。

スニーカーもそうだけど、コモンプロジェクツの靴がルルレモンのコレクション内で発表される、その出来事自体にある種の新鮮味を覚える。 この組み合わせ、「センス」としか言いようがない。。。

アクアソックみたいなディティールの足袋。 そのままサーフィンできそうな。。。 マルジェラもオリンピック競技を意識?

クロックスらしい遊び心に溢れたアイディア良い。 これらは実際には機能しなくてもいい。 あくまでもアイコンとしてそこにあればいい。

以後実際に履かれているそうで、機能性的には問題なさそう。 あとはコンバース自身が、このイメージを定着させることができるか? そこまでする覚悟があるか?だとおもう。

これ一瞬どうやって履くんだろう?と思ってから、ああジッパーがあった!と二度見した靴。 若干とんちが効いている感じもあり、尚更アート作品のように見えてしまった。

久々にかっこいい!とおもったサンダル。 そして、ほしい!っとおもって値段見たらビビった一足でもある。 いや、ダイニーマじゃなくて全然いいから、普通の値段で出してよ。。。

アクネステゥディオズのスニーカーは本当にいいとこ取りしてるよなぁとおもう。 なんだろう、エッセンスの汲み取り方が上手いんだろうな。 その辺はデザインするひともそうだけど、それを決めるひとのセンスによるところですよね。

このポスト以後実際に見に行きましたが、シンプルに下駄箱にしまわれていただけで、全然見れず。。。 トムサックス的下駄。

エシカルなスニーカーが世界でどんどん生まれてきているけど、日本で生まれたり、日本に入ってきたりするのがなかなかない。 いま多くのひとがエシカルを説いているが、なかなか広がっていっているようには見えない。 一部のひとには反応が見られる。 それが広がらない。 これはなんだのだろう。。。

フェンチェンワンはこれからもチェックしていきたい。 なんせ2シーズン連続で名作を生み出してきているのだから。

これは改めてナイキのデザインまとめ力の高さを思い知った事例。 上手すぎる。

これも地味に反響のあったポストでした。 やはり日本では「普通に見えるけどちょっと違う」というバランス感がよいらしい。


アイディアものが目立った月となりました。

特にラフシモンズ、ヴァンズ、424、グンゼ、クロックス、ムーンスターのそれらは、一見普通に見えたりするものがちょっと違っていたり、使っているものは普通のものなんだけどそれに一手二手加えることによりまったく異なる価値観を生み出したり、あるいはその靴が履かれるシチュエーションを徹底的に追求した形だったり。

アイディアドリブンのアイテムは見ていてとてもおもしろいので、どんどんやってくれ!という気持ちなのですが、一方でシリーズの最新作たちがリリースされた中身も細かなアイディアがてんこ盛りでした。

なので、2019年4月はアイディアの月でした!


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末吉
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デザイナー/ライター。映画のなかで一瞬だけ出てくる靴のカットの意味を語る #映画のなかの足下 、旅のなかで交わされたことばを都市ごとに切り取った #世界の足下から などの #ZINE をつくっています。本屋 #靴箱文庫 を #Butnotforme 内にて期間限定で開店中。
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