関節のカスを取る

合気道開祖の植芝盛平の言葉だったと思う。
関節技というか、小手を返したりとか肘、肩関節を崩したりとかの動作を繰り返すと関節のカスが取れてくる………カスが取れてくると身体にも良い。
って感じに自分は解釈しています。
実際に関節のスキマには不純物が溜まりやすいように思います。肩や手首は骨を触るとザラザラとかジャリっとした触り心地を感じる事が多いです。
このジャリっとしたものも、触ってると無くなったりしてきます。そうすると関節がスムーズに動かしやすくなります。
膝とか股関節周りになるともっと塊が大きくなり、ゴロゴロしたような感じになります。
ここまで大きくなると中々簡単には無くなりませんが、触らないよりは触ってあげるほうが流れは良くなります。
関節に痛みがある人は大体関連した関節に不純物が溜まっているケースが多いです。
皮膚に疾患のある人も関節周りに強く出る事が多い気がします。
腱引きでは筋肉、腱、神経など、筋ばったものに刺激を入れていきますが、関節周りの筋肉の付着部を攻める時に関節周りの不純物がすこし抜けていくような時があります。
そういう時はスジ引いてて指への当たりが変わるんです。

関節周りへの施術は関節矯正も含めて解剖がわかってないとちょっと危ない事もあります。
なので無理矢理こねくり回さないようにしないといけません。
筋肉そのものを触ってる分にはそこまで危なくはないですけど、関節は結構慎重にやらないといけません。
危ない分だけに効果は高いんですけどね。

指の力を使ってしまうと相手の身体が力んでしまうのでそこら辺も気をつけたいところです。

自分も関節を攻めだしたら効果が上がりやすくなりました。もっとしっかり研究して還元していきたいですね。

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