立位での動作にはケツ。

歩いたり、走ったりするのはもちろん、バランスの悪い所でのリカバリの反応の早さとかにもケツは重要。
腸骨の縁に近い所はかなり動きが悪くなってる人が多いと思う。
外から触れにくい、深いところに幾つか強く張ってる「すじ」を見つけることがある。このすじに上手いこと刺激が入ると途端にケツの動きが良くなったりする。
先日定期メンテに伺っている方のケツの奥にこのすじがあって、(恥ずかしながらやっと届いて触れた)これを引いたら、今まで片足立ちがあまり得意ではなかったのに、五秒位ふらつかずに保持出来るようになっていた。
筋肉つけるとか、解すとかではなく、刺激を通しただけ。
それでも変わるのが人間の身体の面白い所。

自分がまだまだ未熟なもんでちゃんと触れていなかった事に対する残念感と、上手く行けば一発で変わるってのも改めて認識。

一撃改善というのは幻想だと思ってるけど、一手でも変化は出せてしまうのが腱引きの面白い所でしょうね。

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