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環境を学ぶものとして現代に一言

僕は今、環境や農業について考える、そんな状況にあります。
少なくとも1年、その状況で揉まれてきました。

そのなかで、今の環境を守る活動や農業をする人たちの置かれている状況はだいぶ厳しいものがあります。

今日はそんな事について、個人の意見を述べたいと思います。

まずひとつ目、これは主に環境を守る活動に言えることです。
それは、

正しい知識を持つ人が少ない。

環境を守るためには何が大切かわかっていない人が環境を守ろうとする活動をすると、それは逆効果になります。

例えば、東京のある地域でメダカを守ろうとする活動があるとします。

ここで、ある人は自分が採集してきたどこの地域のものかわからないメダカをそこに放します。これが山を隔てた採集地だったとすると、この瞬間にメダカの遺伝子汚染のリスクがかなり高まる事になります。

メダカは住む地域によって微妙に遺伝子に違いがあることがわかっています。

つまり、別の地域のメダカを本来そのメダカの住んでいない地域に放すことは、遺伝子を汚染する恐れがあるため、外来種を放すことと同じなんです。

今はメダカを例に出しましたが、他にもいろいろな事例があります。

つまり、正しい知識がある人がいれば起きないことが今起きているということです。


ふたつ目は、環境と農業のどちらにも言える事ですが、

人口の減少

です。
環境保全団体に体験しに行ったことがありますが、いた人がもう全て高齢者の方でした。
農業について言えば、もう言う必要もないくらい有名な話ですね。

これに関して言うと、もうこれはどうしようもない話だと思っています。これから高齢者が増えていく日本で若者が環境保全や農業をして増えていくことは考えにくいと思います。

今のままでは

そう、今のままでは考えにくいと思っています。

近年、環境保全を目指したビジネス、いわゆるエコビジネスが注目を集めています。

環境省の調査によると、2016年の時点で環境産業の国内市場規模は104兆2.199億円となり、過去最大を記録しました。

エコビジネスとは、環境に配慮したサービスをするビジネスのことで、先ほどの環境省の調査もありますが、これからどんどん伸びていく産業だと言われています。

今ある環境保全のグループはだいたいボランティア団体が多いです。
僕が体験した団体もボランティア団体でした。

やはり、報酬がないボランティアだと仕事に責任感がもてないというのもあると思います。
その中で、環境保全をビジネス化することでこれからもずっと活動できる団体になるのではないかと思っています。


欧米に注目すると、日本よりさらにエコビジネスや環境保全がすすんでいます。
日本にはこういったものを察知するアンテナが少ないように感じます。

環境について学んでいる僕らでさえ、まだまだ情報を集められている自信がありません。

企業の方針を決めるのは消費者です。

僕らが意識を変えるだけで、企業が変わります。企業が変わると、日本の社会が変わります。


これで、読んで下さった方が環境保全や農業の問題に目を向けてくれれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

ケンタロウ




おかねほしい。