今年4月に22.04がリリースされ、8月には22.04.1のポイントリリースが行われていたので、アップデートしようと思いつつも面倒で放置していましたが、先日ようやくまとまった時間を取れたのでアップグレードをしました。

環境構築

アップグレードと書きましたが、新規インストールをしたというのが正しいです。
（アップグレードに失敗した経験があり、メジャーバージョンアップ時には新規インストールしています。）

個人的にインストールがMUSTなのは、以下のアプリケーションです。

• Google Chrome

• VMware Horizon Client

• google-drive-ocamlfuse

• 1Password

• Steam

• Zoom

• zoom vdi plugin

• VScode

• GitHub Desktop

• VLC

• GIMP

• Fcitx5

• Mozc

20.04利用時は、ほぼ全てがppaを利用していたため、環境構築が大変でした。

そこで、今回はflatpakを活用することにしました。
flatpakなら大半がFlathubにて公開されているバイナリを使えるので、レポジトリの追加で楽ができます。
ただ、以下のものはflatpakを利用しませんでした。

VMware Horizon Client

そもそも公式Webサイトで配布されているバイナリしか入手方法がありません。
flatpakで配信して欲しい…。

zoom vdi plugin

公式Webサイトで配布されているバイナリしかありません。
VDI環境にインストールされているバージョンに合わせる必要があるため、必要なバージョンのdebパッケージを入手しました。

〈追記　10/24 xx:xx〉
公式のバイナリ配布ページ

https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/4415057249549-VDI-のリリースとダウンロード

〈追記ここまで〉

google-drive-ocamlfuse

flatpak版がないです。
Googleさん、公式クライアントのリリースはまだですか？

Google Chrome

flatpak版ではGnome拡張機能のインストールができませんでした。
flatpak版でのやり方があれば教えてください。

〈追記　10/12 0:15〉
これを使えばできるかも？

〈追記ここまで〉

Steam

flatpak版ではゲームデータ保存用のストレージにアクセスできませんでした。
アクセス権の振り方を調べ中です。

〈10/9 01:36追記〉
もしかしたら以下のコマンドでいけるかも？

flatpak override --user --filesystem=/path/to/library com.valvesoftware.Steam

〈追記ここまで〉

Fcitx5・Mozc

flatpak版がないです（たぶん）。
Ubuntuの公式レポジトリからaptでインストールできるのでヨシ！

最後に

これまでflatpakを避けていましたが、基本的なアプリケーションがflatpakで配布されているので、環境構築もスムーズで、使ってみると意外と良かったです。
snapとの棲み分けがよく分かりませんが、flatpak対応のアプリケーションが増えると嬉しいですね。