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サーフィン用語集

ここではサーフィンの世界の専門用語をパパっと解説しちゃいます。

アウトサイド 
海の沖のエリアのこと。⇔インサイド
例:パドルしてアウトサイドに出る。
厚い波
斜面が緩やかな波のこと。
当て込む
ボードを波の斜面に当てる動き。
例:リップにボードを当て込む。
アップスンダウン
波の斜面(フェイス)を上下に動きながら加速するテクニック。

インパクトゾーン
崩れてきた並みの先端部分が海面にぶつかった瞬間。またはその地点。波のパワーが最もある部分。

うねり
気圧の差によって生まれる海面の波動。このうねりが海底の障害物にぶつかることで波がくずれ始める(ブレイク)。=スウェル
例:湘南にいいうねりが入ってきた。

エアリアル
波を飛びぬけて空中でする技の一種。
例:大きいエアを決める。
エアリアルループ
波を飛びぬけて空中で回転すること。近年生まれた革新的なテクニック。
エーエスピー
ASP。オーストラリア本部を置く国際的なプロサーファー団体の旧名称。現在はWSL。

オフザリップ
波の上部まで行って鋭くターンするテクニック。
オフショア
陸から海に向かって吹く風。波が急に崩れるのを防ぎ、斜面を長時間キープしてくれるためサーフィンに適している。⇔オンショア
オンショア
海から陸に向かって吹く風。風により波の表面があれるため、サーフィンには適さない。⇔オフショア
例:強いオンショア吹き荒れる。

カットバック
ライディング中に180度鋭く方向転換すること。
カービングトップターン
十分にレールを使ってスプレーを飛ばしながら、フルスピードで波のトップでターンする技。
カービング360
ボードのレールを入れたまま、360度カーブするテクニック。
カール
うねりが盛り上がりブレイクするときにできる空洞。波の崩れる力が最も大きい場所で、海底の状況やうねりのパワーによっては、バレルと呼ばれる巨大な波の空洞を作りだすこともある。
カレント
海中の潮の流れ。
例:強いカレントは危険だ。
ガン
ビッグウェーブ用に使われる細身のボードのこと。

キックアウト
ボードを蹴りだして波の上に飛び出すプルアウトのこと。

グーフィ
ボードの上に立つときに右足が前左足が後ろになるライディングスタンスのこと。(グーフィフッター)または、海から見て左方向にブレくする波、グーフィの波。⇔レフトの波
グライド
波の力を受けて滑走すること。
例:サーフィンの楽しさの一つは波に押されるグライド感だ。
グラッシー
無風で波風が鏡のように滑らかでサーフィンに適した状態のこと。=面ツル⇔チャッピー
グラブレールカービンターン
レール(サーフボードのサイド)をつかみながらターンする技。
グランドスウェル
台風や発達した低気圧から発生するパワーのあるビッグサイズのうねり。これにより上級者向けのパワフルな波がブレイクする。
クローズアウト
波が大きすぎたり、風が強すぎたりしてサーフィンができない海の状態。
例:今日は波が大きすぎてクローズアウトだ。
ゲッティングアウト
岸から波待ちをする沖のエリアまでパドリングすること。=エントリー

サイドショア
岸と平行に吹く風。
サーフビート
波が立て続けにやってくる時間帯と、パタッとなくなる時間帯が繰り返しやってくる、波の周期を表した言葉。
三角波
ピークを頂点にして、左にも右にも崩れていくパーフェクトな波。英語ではAの形に似ていることから、Aフレームと呼ぶ。
サンドバー
海底にできた砂の堆積。うまく形ができれば良質な波を生むが、海流の影響で常に形は変動する。
例:サンドバーが決まって言うので、今シーズンはいい波が来そうだ。

シークレット
一般的に知られておらず、一部のサーファーだけが知っていて大切にしているポイント。
シェイパー
サーフボードを造る職人。サーフボードはハンドメイドが基本なので、その性能はシェイパーの技術によって左右される。
ジェイピーエスエー
JPSA。日本プロサーフィン連盟の略称。日本各地でプロツアーを運営している。
シャロー
水深が浅い場所のこと。
例:シャローまで乗り継ぐ。
ショアブレイク
岸近くでブレイクする波。ライディングには適さない。
ショルダー
これからブレイクする波の盛り上がった部分。この部分が長く続いているほどロングライドが可能。
例:きれいなショルダーが張った波。

スイッチスタンス
自分のスタンスとは逆のスタンスでサーフボードに乗ること。
スナップ
ボトムから波のトップに向かって駆け上がり、トップにボードを当てて90度近くボードを戻して波を降りてくる技。オフザリップとトップターンの中間ともいえる技。
スピンアウト
ターンがきつくフィンが抜けてしまい、ワイプアウトしてしまった状態。
スプレー
鋭いターンの時に空中に飛ぶ水しぶきのこと。
例:プロサーファーはすごいスプレーを飛ばしてかっこいいね。
スープ
ブレイクした波が気泡の交じりによって白くなった状態。
例:初心者はまずスープで練習するのが一番だ。

セクション
波がブレイクしていて、ライディングが可能なエリアのこと。
セット
大きめの3,4本のうねりが一群となって周期的にやってくること。
例:次のセットがくるまでアウトでじっくり待ってみよう。

タイド
潮の満ち干きのこと。満潮をハイタイド、干潮をロータイドという。=潮回り
ダブリューエスエル
WSL。プロサーフィンの世界最高峰のツアーを運営している。
ダンパー
徐々に割れるのではなく一気に崩れる波の状態。ライディングできる距離は短く、サーフィンには適さない。
例:ダンパーの波はあまり乗れないから苦手だなぁ。

チャンネル
岸から沖に向かって潮の流れる場所を示す言葉。=リップカレント
サーフボードのボトムに深く削られた溝のことをもいう。
例:チャンネルをうまく使って楽にアウトまで出る。
チューブ
ブレイクした波が筒のようになった状態。チューブの中をライディングすること(チューブライディング)はサーファーの憧れ。チューブ内の360度波に包まれた景色は、グリーンルームと呼ばれる。
チョッピー
強いオンショアで海面が波打っている状態のこと。

テイクオフ
波の上を滑るためにボードの上に立ち上がること。
例:まずはテイクオフができないと波に乗れない。
ディング
サーフボードの傷や凹みのこと。

トップ
波の上部のこと。
例:トップにボードを当て込む。
ドルフィンスルー
沖に向かって進んでいるときに、向かってくる波をかわすために海中にボードごと潜るテクニック=ダックダイブ
トロい波
波の斜面が緩やかで、サーフボードがなかなか加速しない波のこと。=厚い波
ドン深
水深が急に深くなっている場所のこと。大きくうねりが入るとパワーのある波が割れる⇔遠浅

波待ち
沖でサーフボードにまたがり、波(うねり)がくるのを待つこと。


パーリング
サーフボードの先端が波に刺さってしまうこと。
バックウォッシュ
沖からブレイクした波と、岸から戻される波とがぶつかる状態。
バックサイド
沖に背を向けてライディングすること。⇔フロントサイド
パドリング
サーフボードに横ばいになり、腕で水をかき進むサーフィンの基本動作。

ピーク
波が一番高く蜂起し、初めにブレイクする部分。
例:今日もピークには人がいっぱいだ。
ビーチブレイク
海底で砂が形成されているポイントでブレイクする波。安全で初心者向けのポイント。潮の流れなどで砂を移動するため、波の状態は変化しやすい。
ビジター
ホームポイント以外のポイントを訪れるサーファーの総称。⇔ローカル

フェイス
ショルダーからボトムまでの波の斜面のこと。このエリアをボードで滑ってサーフィンをする。
例:フェイスを滑り降りる。
フェイドターン
波が崩れる方向とは逆にテイクオフして、サーフボードに立ってから通常の方向に進む技。ピークにタイミングを合わせる時などに使う。
プッシングスルー
ゲッティングアウトする際、波の下に潜らず、ボードを沈めてくる波をかわす技。
フラット
波が全くなく、サーフィンのできない海の状態。
例:今日はフラットのようだ。
プルアウト
自分でサーフボードをコントロールして意図的にライディングをやめること。
フロータ
波のリップに乗り上げて横に滑るテクニック。
フロントサイド
サーファーが波のほうを向いてライディングすること⇔バックサイド

ヘッドディップ
ライディング中に崩れてくる波に頭を突っ込むテクニック。

ポイントブレイク
岬でブレイクする波。または、常に同じポイントでブレイクする波。主に海底が岩やサンゴの海でみられる。
ボトム
ブレイクした波の一番下の部分。⇔トップ
または、サーフボードの裏側。⇔デッキ
ボトムターン
波の一番低い部分(ボトム)でターンすること。
ホレた波
斜面が急な波のこと。その最たるものがチューブ。
例:波がホレあがる。

前乗り
他のサーファーがライディングしている波の前方に割り込んでテイクオフすること。ドロップインともいわれる最大のルール違反。
マニューバ
波の上でボードの進行方向を変えるテクニックの総称。ボードが通過した跡をマニューバラインという。

ラインナップ
波がブレイクするポジション。サーファーが波待ちするエリア。
例:ラインナップに出ていく。
ラウンドハウスカットバック
フルスピードのまま大きな弧を描き、波のパワーゾーンに戻るカットバックの一種。近年世界レベルの大会では、カービングカットバックと呼ばれている。

リエントリー
ボトムから波のトップに向かって垂直に駆け上がり、リップにボードを当てて180度ターンして波を降りてくる大技。オフザリップやオフザトップなどのマニューバの総称。
リコシェ
レールを使ってカットバックから、波の一番パワーのある位置にボードを当てて降りてくるまでの一連の流れ。
リップ
波が崩れる先端の部分。=トップ
リップカレント
波というものは押し寄せては引いていくもの。その離岸流、いわゆる”沖へと向かう水の流れ”のこと。
リーフブレイク
うねりが海底のサンゴや岩にあたってブレイクする波のこと。ビーチブレイクと異なり、海底の様子が変化しないので、コンスタントに同じ形の波がブレイクする。
リバーマウス
河口周辺のこと。川の流れで運ばれてきた土砂がサンドバーを形成し、上質なブレイクを生む。

レイトテイクオフ
波がブレイクするぎりぎりのタイミングでテイクオフすること。
レイバック
体を波によりかかるように倒し、仰向けのままボードを大きく反り返しながらターンするテクニック。
レギュラー
左足が前、右足が後ろになるライディングフォーム。(レギュラースタンス)。または、海から見て右方向にライディングするような波。⇔グーフィー
レジェンド
歴史に名を残す、サーフィン界の偉人たちの呼称。
レールワーク
波の状態に合わせて、レールを水面に食い込ませたり抜いたりしながらライディングする技術。

ローカル
そのポイントに長年通い続け、ホームポイントとしているサーファーのこと。⇔ビジター
ローラーコースター
スープや波が崩れたセクションにサーフボードを当て込むテクニック。

ワイプアウト
ライディング中にボードをコントロールすることができず、海中に落ちてしまうこと。⇔プルアウト

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