見出し画像

2024年セレッソ大阪開幕前にひとりごと

どうも自分はスマホでポチポチズラズラと文章を書くのは性に合ってない。iPhoneを持つだけで疲れてしまう。noteをサボっていたわけではない(言い訳)が、動きが重くなったパソコンに前にするとどうも筆が進まない。
しかしそろそろ新しいシーズンも開幕するし、開幕前はネタもスラスラ書きやすい(結果が出る前の推測でなんとでもなるから)ので流石に頑張って指を動かした。

最後に見たホームゲームは京都戦


黄金期から少し停滞気味の川崎を相手にサイコウウウウウウゥゥゥゥオオオオオオオオと叫んでから大して動かしてないこんな隅っこのnoteに比べたら、毎試合準備して毎試合全力で戦って、たとえ目標達成できなくても新しいシーズンに入ったら切り替えて、編成もピンポイントで整えてキャンプも強度高めに準備してきたセレッソ大阪のほうがはるかに素晴らしい。90分走り回って、むちゃくちゃ人に見られて、毎日をサッカーに捧げて。それだけで十分尊敬できる。


今年でセレッソ大阪は設立30周年に。自分が生まれたのはそれから少し後で、初めてファンになってから20年ぐらい、ガッツリ応援してサポーターになってから10年以上経った。いつのまにか時が経った。ここまで来るとこれからもずっと諦めずに応援し続けていくんだろうなと思う。
このnoteは続かないかもしれないけど苦笑

最後に見たセレッソは最終節の新潟


開幕前なのでざっとここまでの動きを振り返って感想を並べてみる。


クラブとしては設立30周年は勝負の年、目標は優勝あるのみと強気の姿勢。ローランド様も30周年アンバサダーに。プロモーションの力の入れようが素晴らしい。特別対談企画では尹晶煥が出演してくれた。この企画で歴代の外国籍選手にもっと出演してくれたら嬉しい。フォルランとか笑


ユニフォームデザインも早々に公表。リーグ指定のものではなくクラブ別の個性的な背番号フォントが戻ってきて個人的には嬉しい限り。ファナティクスのマーキング問題が解消しきれてない様子もSNSでチラッと見られるが、その反面グッズの種類は相変わらず豊富で、開幕戦のセレッソストアは混雑間違いなし。


昨季からリニューアルされたクラブ公式サイトと、小田さん取材による選手別の細かい紹介ページ。広島戦の実況で知られる江本さんがこれを読んで試合前に情報収集していた話を聞いたことがある。サポーターが作る選手紹介よりも遥かに充実しているので今季も必読のコンテンツに。なので今後はこのnoteで選手名鑑を作ることはもうない苦笑 作ってもクオリティで勝てないし。


30周年のシーズンでクラブはひとまず現体制を継続させた。監督は小菊さん。誰よりも現場で長く戦ってきたメイドインセレッソの指揮官。昨季終盤の停滞はあったが、そもそも昨季は負傷離脱があまりにも多すぎた。2022年ルヴァンカップ決勝のスタメンと比べると一気に陣容が変わった時期もあった。

チームを立て直すには血の入れ替えが必要と言われることはある。ただセレッソの場合、入れ替えが必須だったか?と言われると... 442と433のシステム併用の影響もあるとはいえ、ここまで陣容が変わることになるとは個人的には予想していなかった。そもそも442か433かみたいな話はあまり重要視してない。攻守で各々のポジションを調整するなんて当たり前だし、状況に応じて対応するだけのこと。システムにとらわれすぎるのは良くない。


それでも433に懐疑的な見方があったのは思うような結果がついてこないのもあるが「なぜ433をやることになったか」という部分が曖昧になっているからではないかと思う。
442でスタートして2トップのハイプレスを起点に前への矢印を強く向けるハードワークスタイル、2022年の夏場の躍進を支えたあのスタイルに、別格の技術と経験を持つキヨと真司を加えてどう生かすかというところがそもそもの始まり。2023年にキヨがフル稼働していたら今頃どうなっていたか分からないので、433に未来はないとは言い切れないはず。


今のセレッソのスタイルではサイドハーフだと消耗が激しい。442のCHで起用しても結局役割としてはゲームメーカー、ボックストゥボックスに近い形で攻守にわたって働かないといけない。そもそも小菊さんはハードワークしない選手は使わないので、キヨや真司も例外ではないけど。


むしろ重要なのがチームの戦い方、試合の進め方。
ボール保持をするのは試合の主導権を握るため、悪い奪われ方をして攻守がめまぐるしく入れ替わり、守備態勢が整わないうちにピンチを迎えることはできるだけ避けたい。なるべく敵陣でボールを保持して相手を押し込む時間を増やしたい。
こうして試合のテンポをコントロールした結果が試合数と同じ失点数34。しかしテンポを落として相手の得点を減らしただけでなく自分たちの得点も減らしてしまった。これはこの戦い方を選んでいる以上仕方ない部分もある。

433はあくまで手段。
そして開幕前のチームの雰囲気を見ていると、手詰まったとき今年は強度を上げて相手を上回ろうとする狙いがあるように感じるが、果たして実際はどうなるのか。


2023年シーズンは負傷離脱が続いたのと、背番号20を背負ったストライカーの移籍、そして別格の存在感をもつ背番号8の加入。イレギュラーがある中でチームが分裂することなく(レギュラー争いに負けて腐るような実績ある選手を特別扱いすることもなく)シーズンを走り切ったことは評価できると思う。昨季の9位は力負けの結果だと考える。
セレッソ大阪の規模ならJ1で一桁順位はこれからもずっと継続されていってほしい。


昨年足りなかった高さ強さの部分、アンガーポジション、相手を押し込んだ後の攻撃のバリエーション。ここを補うために即戦力を中心に補強し、カップ戦が一発勝負のレギュレーションになったことで、出場機会を優先して何人かの若手はレンタル修行。
そしてレギュラー争いに負けた実力者は数名移籍したが、タダでは渡さぬと移籍金交渉に成功。昔からコスパ重視とブラジル路線はブレない梶野智統括部長がセレッソ復帰してから、もう5年目になる。

ポルトガル語の訛りはご愛嬌


梶野部長もかつてはセレッソ大阪の初代キャプテンで、30周年の始まり、1994年のセレッソの顔は梶野キャプテン。なんだかんだでこの方なしではセレッソは語れない。おそらくセレッソ史上1番後ろ指を指された人物ではないかと。自分も散々書いておいてこんなこと言うのはよくないけど苦笑


まさか梶野部長体制2回目が来るとは思わなかったが、ロティーナの件を筆頭に散々色々ありながらここまで続くとは思わなかった。
いつか統括部長の後任を考える時がセレッソも来ると思うが、今のところここまで梶野部長が続投できているのは「パニックバイはしない」というところが大きいと思う。
そこが森島社長をはじめここまで債務超過解消に奮闘してきた経営陣にとってはむしろありがたい存在にすらなってるんじゃないか。


今の体制だと小菊さんのリクエストには応えられるはずだし(そもそも小菊さんが監督になった経緯を考えれば当たり前の話だが)、進藤が離脱したセンターバックの補充も水面下で考えてはいると信じるしかない。いざとなればダンクレーを3ヶ月だけで契約するぐらいの人だし。

CB4人体制なのは小菊さんが山下新キャプテンの奮起に期待しているからなのか、コンバートで問題ないからなのか、全く動きが分からないのでなんとも言えないが、ひとまず優勝を目標に掲げた以上、編成の甘さが原因で後手を踏んでもらいたくはない。




色々と書いたが開幕もすぐなのでここまで。あとは実際に試合を見て応援して盛り上げる。結果に一喜一憂しつつ冷静に見るところは見る。諦めずに応援していこうと思う。
開幕戦は晴れそうでなにより。ようやく年が明ける気分。noteはマイペースで、しかしセレッソの応援は絶えることなくやっていきたい。

優勝を最後まであきらめないで!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?