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起業するにあたり個人開発サービスの失敗から決めている3つのこと

先日11月1日に会社を設立しました。

事業の事はまた別の機会に書くとして、会社を作る前にやっていた個人開発サービスの失敗から、今回の起業で決めていることが3つあります。

1.リーンスタートアップの手法を徹底的に学んで実践する
2.信頼できる仲間と一緒にやる
3.日頃から情報発信する

1.リーンスタートアップの手法を徹底的に学んで実践する

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今回会社を作る前に、個人でWEBアプリを開発していたのですが、そちらは1年近く着想から開発に時間をかけたものの、思ったほど上手くいかずリリースして早々に見切りをつけました。

リリースから3ヶ月でユーザー数は400人くらいいたものの、色々試してもリテンション率が低く、これ以上人気が出るイメージが持てなかったのが主な理由です。(他にも色々理由はありますが)

結局1年近く時間を無駄にしてしまったわけですが、あとになってからこの結果をもっと早く予見することが出来たはずだということに気が付きました。

たまたま途中で運営者ギルドという個人開発者コミュニティに入ったのですが、そこには個人でサービスを作り、十分な収益を得たり売却したり成功している人が多くいました。

そこでいくつも人気のサービスを作ったような人たちのやり方を見ると、長い期間を掛けて完璧なサービスを開発しリリースするのとは、全く逆のやり方をしていました。

例えばある人は、開発を始める前に完成イメージをツイートして、それに対するいいね数や反応でマーケットニーズがあるかどうかを瞬時に見極めていました。

いわゆるリーンスタートアップと呼ばれるやり方です。

私はリーンスタートアップという言葉自体は聞いたことがあったし、なんとなく理解しているつもりでしたが、実践するには至っておらず、そのせいで時間を無駄にしてしまったことに気が付きました。

この経験から、次回サービスを作るときは必ずリーンスタートアップの手法をしっかりと学び、実践していこうと決めました

2.信頼できる仲間と一緒にやる

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個人で作っていたWEBアプリの開発に時間がかかってしまった別の原因として、途中業務委託でお願いした人はいたものの、基本的に1人でやっていたからというのも大きいです。

元々個人で何かサービスを作ってみたいという思いがあり、プログラムを書くのも楽しかったのでその点は後悔は無いのですが、やはり想像の倍くらい時間がかかってしまいました。

また、開発にかかりきりになってしまったため、マーケティングなど他の重要なことを考える時間が取れなかったという反省もあります。

アフリカの諺に「早く行きたければ1人で進め、遠くまで行きたければ、みんなで進め」というのがありますが、まさにその通りだと思います。

特に自分は生半可に色々出来る(器用貧乏)だけに、一人でやったほうが早いし、楽だから一人でいいやとなりがちです。

ただそれだとやはりパワーもスピードも出ないし、色々と相談や議論をすぐに出来る相手がいるのは非常に心強いので、今度の事業は信頼できる仲間と一緒にやろうと思っています。

3.日頃から情報発信する

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開発したWEBアプリはUGC系のサービスだったのですが、リリースしてすぐに直面したのが、コンテンツがないためにユーザーが集まらず、またユーザーがいないため誰もコンテンツを投稿してくれないという”鶏と卵”の問題でした。

UGC系のサービスの場合は誰もが直面する問題ですが、広告宣伝にお金をかけられなく、この最初の壁を乗り越えることが出来ませんでした

一方、似たようなサービスでうまくいっているところを見ると、有名なYouTuberとタイアップしていたり、元からTwitterのフォロワーが何万人もいたりするような人が多いです。

そういった場合は最初からユーザーもコンテンツも集まり良いサイクルが生まれていました

また、フォロワーがたくさんいると、先に触れたように素早くユーザーからフィードバックを得ることが出来るといったメリットもあります。

私自身はほとんど情報発信をしておらず、SNSのフォロワーもほとんどいなかったため、最初のユーザーとコンテンツを集めるに非常に苦労しました。

また、リファラルで人材を探すときなど、普段から情報発信をしていないと一から事業や自分のことを説明し理解してもらわねばならず、コミニケーションコストが高くなります。

私は会社を辞めてから半年ほどプログラミングスクールに通い、その後に個人でサービスを作っていたので、何も知らない人から見るとただのドロップアウトしたニートと思われていると思います笑

その不信感を払拭するためにも、きちんと自分が今までやってきたことや、いま考えていることを説明する必要があります。

このようにマーケティングやリファラルなど、スタートアップにとって身近に自分たちがやろうとしていることを理解し応援してくれる人たちが多くいるというのは、色々な面でありがたいことです。

そのためには常日頃から情報発信をしていくことが重要で、noteもそういった意味で始めました。

いままであまり情報発信をしてこなかったので、文章を書くのにも慣れていないし気恥ずかしさもありますが、よい機会だと思うので継続したいと思います!

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