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けん玉の選び方を語ろう

このnoteは出来るだけ「けん玉をはじめよう」としている方々に有益な情報をお伝えしています。

気まぐれ更新ですがご容赦を(汗

今回は「けん玉の選び方」です。

まず、けん玉でやりたいことは何でしょうか。おそらく「ちょっとやってみたくなった」という方が多いと思います。そんな人にも楽しめるけん玉。それは

次世代けん玉

です。

現在、国内でいちばん流通しているのは、丸い認定シールが貼られている「日本けん玉協会認定けん玉」です。
こちらは1975年の協会発足以降、道具の優劣差を是としない「精神鍛錬」としての教えからか、形状変化はほぼされていません。簡単に言うと「難しいけん玉」のままです。
※注
協会けん玉は公平性を保つ為、同一形状同一条件を基本としています。それにより生み出される教えは、こと青少年教育の分野では長年にわたり支持されています。

かたや私が今回紹介するのは協会認定のものと比べると、かなり各部のサイズが違い、玉の滑り止め加工もされています。それを個人的には「次世代けん玉」と呼んでいます。

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KROM "PLASTICITY"(デンマーク製)

玉の派手さや、「けん」のレーザー加工に目がいきがちですが、各皿の大きさに注目してください。

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2014年頃に最も国内で流通していた日本けん玉協会認定けん玉「TK16マスター」を重ねてみました。全体的にサイズ感が大きくなっています。

「同じじゃね?」

という声が聞こえてきそうですねw

確かにけん玉に詳しくない人には、形状の違いは感じられないでしょう(派手さは除く)。

特徴としては
・皿や穴の大型化
・玉の塗装の滑り止め加工
・ヒモの長さの延長
・ヒモ留めにボールベアリングを使用
(ヒモからみ防止)
などがあります。
※注
誤解のないように説明しますと、非協会認定けん玉を次世代けん玉と呼ぶのではなく「初心者にもプロプレイヤーにも技を成功させやすい形状になっているけん玉」を指します。

次世代けん玉の入手先

次世代けん玉を手に取って買えるお店は、かなり少ないのですが、私の知る限り下記列挙したお店では取り扱っています。

スピンギア(東京都千代田区)
DECADE Tokyo(東京都渋谷区)
SU Lab.(埼玉県川越市)
Nothing but KENDAMA(兵庫県伊丹市)
KENDAMA Shop Yume(広島県廿日市市)
BOUNCE(鹿児島県鹿児島市)

このご時世ですので、オンラインでの購入もオススメです。
上記各店舗のショップサイトの他、「けん玉ワールドカップ」を運営している

GLOKEN(長野県)

の販売サイトは、種類が豊富で充実しています。

けん玉ブランド(次世代編)

国内メーカー
・大空リシェイプ(2)
・レガシス
・ALL
・Sync KENDAMA
・夢元無双
・Dream KENDAMA
・KENHOLIX

国外メーカー
・Sweets Kendamas(アメリカ)
・KROM(デンマーク)
・Kendama USA(アメリカ)
・SOL Kendamas(アメリカ)
・Kendama Israel(イスラエル)

次世代けん玉の価格

2000円台後半から10,000円前後です。新規形状研究に熱心なぶん、協会認定けん玉(1000〜3000円程度)より割高になります。

本当の初心者むけ

そんな方には、次世代けん玉の中でも比較的安価な
・大空リシェイプ シリーズ(山形工房)
・KROM POP シリーズ(KROM)
・Boost radar シリーズ(Sweets Kendamas)
が良いでしょう。どれも3,000円前後です。

なぜ成功しやすいけん玉を選ぶのか

けん玉は100円ショップでも売っています。
100円で皿に玉は乗りますし、剣先に玉は刺さります。
しかし、それはけん玉の魅力の極々一部に過ぎません。
たとえ錯覚でも自分が上手だと思えるような、もっと難しい技ができると思えるような道具を手にすることで、数多くの可能性が生まれます。
楽しく汗をかける、ひとりでも複数人でもおしゃべりしながらゲームもできる。
世界大会にも参加できる。
先生にもなれる。
そんな未来の可能性の為にも、遊んで楽しそうなけん玉を選んでみてください。



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