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高校の卒業式が鮮明に蘇る【卒業ソング】

日曜担当のツダケンゴ(@kengo01608654)です!

今週のテーマは卒業ソングについてです。

私は過去に、小学校・中学校・(商業)高校・(経理系)専門学校の卒業式に出席しましたが、この中で一番記憶に残っているのが「高校」時代の卒業ソングです。

とくに、ゆずの「栄光の架橋」は、高校時代の思い出が鮮明に蘇る曲です。

本記事では高校時代の思い出と共に、栄光の架橋が高校時代の思い出を蘇らせる理由を紹介します。

高校時代の卒業ソングが思い出に残っている理由は、高校3年生の時の担任がきっかけ。

学生生活の中で高校3年生の時の担任と過ごした日々が、最も鮮明に残っています。

私の担任は、数学教諭(男性)でした。

1年生と2年生の時は違う担任だったものの、高校入学時~卒業までの3年間、その教諭から数学を学び続けました。

その数学教諭はズバズバ発言するタイプで「けんご~数学の点数90点切ってるぞ」とか、「テストで手を抜き過ぎじゃないのか」とか、小言を言われながら答案用紙を受け取ることも多かったです。

しかし、当時の私にとっては嬉しい言葉でした。

なぜなら、同じクラスメイトで気軽に話せる友人がほとんどおらず、高校の先生と話す機会の方が多かったからです。

ときには職員室へ入って数分から数十分間、数人の先生方とお喋りすることもありました(先生の邪魔をしていたと反省しています)。

学校の先生と会話をするのが楽しみで、高校に通っていたのです。

高校3年生の頃、大学受験で私の精神が崩壊する…

高校3年生の夏、大学進学を希望しました。商業高校生だったものの、就職よりも進学希望者の方が多かったため、大学進学の道を目指しました。

校内ではセンター試験対策の講義や、小論文の添削指導も行われました。国公立大学のAO入試・推薦入試・一般入試(前期・後期)全て受けましたが、結果は全て不合格。さらに、付き合っていた彼女とも別れてしまいココロもズタズタでした。

また、父親が仕事の影響で3時間前後しか寝ない生活を送っていたこともあって、家の中は常にピリピリモード。

全て自分の責任だとはいえ、状況を受け止めきれなかった私は自暴自棄に突入していったのです。

学校の授業もサボりがちになって、授業中も教室へ行かず校内のとある教室で1人、引きこもる生活が増え始めました。そんな時に助けてくれたのが担任だったのです。

保健室の◎◎先生と話してきなよ

「保健室の◎◎先生と話してきなよ」は推薦入試に落ちて2時間以上泣いていた私に、担任が言ってくれた言葉です。学生生活の中で最も印象に残っています。なぜなら、担任からそのような言葉が出てくるとは思わなかったからです。

当時は授業をサボりたい生徒が保健室へ行くことが問題視されており、担任は「サボるために保健室へ行かないように」と朝礼時に何度も話していました。

「保健室に行ったらダメ」というイメージが先行していたため、私にとって衝撃的な言葉だったのです。

普段と違う担任のキャラを見た私は、一気に肩の荷がおりました。張りつめていた糸が緩んだ瞬間でした。

栄光の架橋を聴いて高校時代の思い出が蘇る理由は、卒業式後に担任が生徒に渡したDVD-Rにある

DVD-Rの中身は、高校3年生の頃に撮影された写真がスライドショーのように次々と現れるものでした。

そして、スライドショー時に流れていたBGMが「栄光の架橋」だったのです。

いまだに「栄光の架橋」を聴くと、当時を思い出して涙が出そうになります。

卒業して10年以上経ちますがカラオケボックスへ行くと、必ず「栄光の架橋」を歌います。

今後も卒業した高校付近を通るたびに、高校の青春時代を思い出すことでしょう。

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