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全ての社内サービスを1つのモバイルアプリから使える! 海外HRTechサービスSitrion

全ての社内サービスを統合してくれるSitrionが素晴らしい

2018年の2月に、Employee Experience Impactというフロリダで行われたカンファレンスに参加してきました。

そのカンファレンスでは、Employee Experienceに関連するいくつかのサービスが協賛として紹介されていました。

その中でもSitrionというサービスが秀逸だったので紹介したいと思います。

Sitrionというサービスは、1つのモバイルアプリで全ての社内サービスを行うことができるサービスです。例えば、面倒な経費処理や勤怠管理等も全て1つのアプリ上で処理をすることができます。

UIもとても綺麗で、このアプリさえいれておけば、会社に関わる手続きが全て完結できるということで、見ていて感動しました。

コンサルティング会社で働いていた時は、色々な社内サービスが存在していて大変だった

前職のコンサルティング会社時代では、経費精算と、勤怠管理と有給申請と社内チャットや連絡が全て別々のツールになっており、慣れるまでかなり時間がかかりました。

また基本的にはPCから申請する必要があり、モバイルのアプリもあったものの動作が遅かったり、色々と設定が必要だったりとで面倒臭くなり使うことができていませんでした。

その結果期日までに勤怠を出し忘れたり、経費処理が億劫になって結局申請せず自分出払ったりということも起きてしまっていました。

特に中途で入社されていた方は、オリエンテーション期間中にあまり社内インフラの説明がなく、入った後にプロジェクトメンバーに聞く必要があるくらいでした。

全ての経費処理や勤怠なども1つのアプリで使えて楽

実際にSitrionのデモも見てみましたが、1つのモバイルアプリ上で、社内チャットや経費精算、勤怠入力をすることができて、とてもユーザーフレンドリーでした。

今までなんでアプリが分かれていたり、ソフトが分かれていたのだろうと思うくらい画期的で、早く自分の会社でも導入してくれないかなと思いました。

社内チャットや掲示板的な機能も入っているので、とりあえずこれさえ見ておけば大事なニュースを逃すことはないなと思いました。

初めて入ってきた人もとりあえずこのアプリさえダウンロードしておけば良い、そういう世界ができると思います。

色々なツールが散らばっていると使うのも億劫になってしまう

色々なツールが散らばっていると使うのがとても億劫になってしまいます。

そうではなくて、色々なツールがあったとしても窓口は1つのアプリ、かつモバイルで使用することができることによって、様々なツールの使い方を覚えたり、調べたりする必要がなくなり、効率的に業務を行うことができるようになります。

また人事や上司の視点で考えると、勤怠や経費処理がモバイルのアプリでいつでも、どこでも許可をすることができるということは、かなり負担を軽減してくれることかと思います。

実際にSitrionの仕組みがどうなっているか調べてみましたが、裏でOracleや、Microsoft等のシステムとAPIで繋がっており、そこから情報を処理することができるとのことでした。

1つにまとまっていることで使い勝手もいいし、情報も集約されて楽に使える

やはり社内のサービスが全て1つのモバイルアプリから使えるということの嬉しさは計り知れないです。

特に自分のように、色々と複雑なシステムの使い方を覚えるのが面倒という人にはうってつけのサービスだと思います。

今日本で働き方改革が叫ばれており、残業時間の削減に躍起になっている中で、こういった経費処理や勤怠申請等必要以上に時間をかけなくても良い仕事がどんどん効率化され、必要な仕事に時間を割くことができる世の中が求められていると思います。

Sitrionはまだ日本には進出していないみたいですが、今後日本の企業も従業員がモバイル端末で1つのアプリからなんでも経費処理等をすることができる世界になっていくと思うと、とてもワクワクします。